ゴヨウマツ
マツ科 マツ属
 別名 ヒメコマツ
学名 Pinus parviflora
ゴヨウマツは常緑高木。
庭園や神社仏閣、庭の築山等に植栽されている。盆栽等でも見かける。
庭木で見かけるものの多くは、2メートル以下のものが多い。

葉は5葉が束生、基部が丸く膨らんでいる。長さは3〜7センチ程度、葉の基部は
三角になっている。針葉の裏には、白色の気孔帯が数本確認できる。葉は全体に
灰色帯びて見える。葉は緩く捩れているものも有る。葉縁には小さな歯牙が有るの
を観察で知った。
若い枝は黄土色の短い毛が有る。
花は雌雄同株。新枝の基部に紅色の綺麗な色をした雄花。雌花は先端につく様で
あるが、雌花をまだ見る事が出来ていない。
球果も2センチ程度の物しか見かけない。本年出来た球果は翌年に熟す。7センチ
前後まで大きくなるようだ。種子には短い翼があるそうだ。


*画像転載禁止*


ゴヨウマツ=05・7・20





(2段)紅紫色の雄花。新枝の基部に付く。
まだ雌花は展開していない。
中心に小さな目がぐんぐん伸びて先端に付く。

ゴヨウマツ=04・5・3

(3段左)まだ葯を出していない雄花。
(3段右)葯を出し始めた雄花。葯は黄色の様だ。

ゴヨウマツ=04・5・3

(4段)まだ2センチ程度の球果。
前年度に出来たもの。本年10月頃に熟す。

ゴヨウマツ=05・8・14




(5段)葉は針葉で、3〜7センチ程度。
5葉性。やや捩れているものが多い。
全体に白み帯びて見える。

ゴヨウマツ=05・7・20

(6段)5個の針葉が束生する。
ゴヨウマツ=05・7・20

(7段)針葉は三角型。基部は丸く膨らんでいる。
若い枝には茶色の短い毛が有る。

ゴヨウマツ=05・8・14

(8段左)葉の裏面には気孔帯が目立つ。3条にみえる。
(8段右)葉縁には歯牙のようなものが有るようだ。
画像が荒れているが・・・確認できる。

ゴヨウマツ=04・5・3
(こ)  FLORA  HOME Last up date 07・2・5 05・8・14


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