モリムラマンネングサ
ベンケイソウ科 キリンソウ属
 
学名 Sedum sp.
モリムラマンネングサは常緑の多年草。

ヨコハママンネングサ(仮称)と同一の可能性も在り得る?同一とするサイトもある
様だが。
特徴は全く同じ様に思える。しかし、同一種か否かは不明。何れもまだ学名が与
えられていない様だ。

参考資料も図鑑にも記載が無いので、観察したままを記載する事にした。
葉は3輪生で密に付く。葉の大きさは長さ3ミリ、幅1ミリほどである。高さはせい
ぜい10センチ程度。葉縁には明らかに微細な突起があるが、肉眼では全く見え
ない。6月ごろの花の時期には、瑞々しい緑色である。冬場の葉はくすんだ緑色
で赤味を差してくる。株も全体に減ってくるが、我が家では常緑である。

花は黄色で7〜8ミリ。萼は肉厚で5個。



我が家の花壇で幅を利かせている・・・・。04年、町内の知人にほんの一握り貰
ったが、あっと言う間に蔓延った。
落ち葉が上に落ちても手では拾え切れない、しぶ箒で掃くとそれだけで簡単に抜
けるが、 そのまま又別の場所に活着する。
アカミタンポポとドクダミも植えた覚えは無いが、今ではこの3者駆除しきれずに花
壇に蔓延っている。


*画像転載禁止*


オリムラマンネングサ=04・6・29






(2段)花は黄色で7〜8ミリ程度。
花の付く茎は、10センチ程度立ち上がる。
オリムラマンネングサ=04・6・24

(3段)まだ花が咲く前の状態。
茎が立ち上がり、密に付く葉がやや空いて見える

オリムラマンネングサ=04・6・7

(4段)拡大してみた。
葉は3輪生しているのが判る。

オリムラマンネングサ=04・6・7

(5段)目視では、密についている葉が3輪生か否か見分け難い。
葉縁には微細な突起が有るのが良くわかる。

オリムラマンネングサ=04・6・29




(6段)3月初旬の様子。高さは2〜3センチのマット状。
葉はくすんだ緑で、赤味を帯びているガ冬の間も常緑である。

オリムラマンネングサ=07・3・11

(7段)下部では匍匐しているのがわかる。
オリムラマンネングサ=07・3・11

(8段)この葉でも幅1・5ミリ長さは3ミリ程度である。
オリムラマンネングサ=07・3・11

(9段)葉が密に付いた上部の茎のひとつを切ってみた。
3輪生がよくわかる。葉腋からは分枝をしている。

オリムラマンネングサ=07・3・30




(10段)3月下旬の葉。葉に隙間が出来てきた。
高さも5〜6センチのマット状になってきた。緑も瑞々しい。

オリムラマンネングサ=07・3・30

(11段)側面から見た様子。葉の幅1ミリ、長さは3ミリであった。
この状態だけを見せられると、これらは全て同一とは思えない・・・・。

オリムラマンネングサ=07・3・30
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