シラホシカイウ
サトイモ科 オランダカイウ属
 
学名 Zantedeschia albomaculata (Hook. f.) Baill
異名 R. albomaculata Hook. f.

シラホシカイウは多年草。原産地は南アフリカ。排水のよい畑地を好む畑地性である。渡来は明治時代の初期。葉先は尖
り長さは40センチ程度で葉には白斑が多数ある。葉柄は短いそうだ。草丈は約60センチ程。仏炎苞は乳白色で基部に赤
い斑点がある。オランダカイウ[
Z. aethiopica ]によく似ているが、シラホシカイウの方が細くて上部が鋭く尖っているそうだ。
同じ畑地性には、●キバナカイウ=淡い黄色の仏炎苞のもの。●モモイロカイウ=仏炎苞が桃色などがある。

ザンテデスキア[異名 Richardia Kunth ]属の和名はオランダカイウ属。肥大した地下茎があり、塊茎をもっている事から、
通常は球根類に分類されているそうである。


出典・参考図書
● 『園芸植物大事典 2』 小学館
● 『山渓カラー名鑑 園芸植物』 山と渓谷社




☆花の詩メモ☆

畑とも花壇ともつかないような、湿り気のない場所に植えてあった。最初は葉だけでまだ花は咲いていない
と見過ごしていた。それから3日後にその前を通ってびっくりした。葉が巻いたような形だったものは仏炎苞
だった。略一ヶ月後に、仏炎苞が全体に白くなっていた。葉柄については、短いとは感じなかった。



*画像転載禁止*



シラホシカイウ=04・6・7






(2段)まるで葉との区別のつかない仏炎苞が見え始めた。
シラホシカイウ=04・5・7

(3段)3日後の仏炎苞の様子。
シラホシカイウ=04・5・10

(4段)拡大してみると、基部は白くなりつつあるが
オランダカイウのグリーンリリーの様に見える。

シラホシカイウ=04・5・10

(5段)仏炎苞らしきものが見え初めて丁度一ヶ月後。
シラホシカイウらしくなってきた。

シラホシカイウ=04・6・7
種別(し) 科別(さ) FLORA  HOME Last up date 07・3・14 04・6・7




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