ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属
 
学名 下記記載  
ノウゼンカズラは中国原産の落葉性つる木本。

花冠 は漏斗形で花径は6〜7センチ程度。花筒はさほど長くは無いが太い。
花色は、淡い橙色から濃い目の橙色と意外に花色が混じる。
大きな花は花序の軸に対生し、円錐花序に大きく垂れ下がる様に咲く。

葉は奇数羽状複葉で対生。小葉には粗い鋸歯が有る。葉の観察をしてい無
いが、葉柄や葉軸には稜があるそうだ。

病虫害は殆ど無い強健種らしく、町内にも植えているお宅は多く、夏の庭先
や玄関先を彩っている。



北アメリカ原産の花筒が長く花冠 が小振りな、アメリカノウゼンカズラがある。
また、ピンク色の花冠 をつける、ピンクノウゼンカズラ‘ピンク・コンテッサ’も
ある。隣町の床屋さんの入り口に、淡いピンク色の花が見事に咲いている。

ノウゼンカズラやアメリカノウゼンカズラなどの雑種で、カンプシス・タグリアブ
アナ‘マダム・ガレン’を、ここではノウゼンカズラ‘マダム・ガレン’で掲載。


*画像転載禁止*



≪1≫ ノウゼンカズラ

       学名 Campsis grandiflora

ノウゼンカズラ=04・6・14





(2段)雄蘂は4個。内2個は長く2個は短い。葯は白。
柱頭は大きく、小鳥の嘴の様に見える。先端が2裂する。

ノウゼンカズラ=04・6・14

(3段)花筒の側面。
花筒は太いがさほど長くは無い。萼裂片と同寸程度。

ノウゼンカズラ=04・6・14

(4段、5段)同一木本でも花色が豊富。
咲き始め、最盛期、散り際だろうか・・・・。

ノウゼンカズラ=03・8・18
ノウゼンカズラ=03・8・18



≪2≫ ノウゼンカズラ‘マダム・ガレン’

       学名 Campsis × tagliabuana cv. Madame Galen

     カンプシス・タグリアブアナ‘マダム・ガレン’と言う品種で、赤花品種。
     ノウゼンカズラやアメリカノウゼンカズラ の種間雑種らしい。
     花色は中間型で、花筒はノウゼンカズラよりはるかに長いが、まともに
     観察しておらず、葉と合わせて07年には調べなおす。

ノウゼンカズラ‘マダム・ガレン’=04・6・9





(2段)柱頭が上下に2裂し、小鳥よりアヒルの嘴のように見える・・・。
ノウゼンカズラ‘マダム・ガレン’=04・6・9

(3段)左端に花筒が写り込んでいるが、
萼裂片より喉部は、はるかに長い。

ノウゼンカズラ‘マダム・ガレン’=04・6・9

(4段)蕾の様子。
ノウゼンカズラ‘マダム・ガレン’=04・6・9
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