ラムズイヤー
シソ科 イヌゴマ属
別名 ワタチョロギ
学名 Stachys byzantina
ラムズイヤーは半耐寒性多年草。ハーブとして扱われるようだ。
イヌゴマの仲間でスタキス属とも言う。
花冠は小さな紅桃色で2唇形。下唇は3裂する。萼については未観察。

高さは60センチ程度。シルバーに輝く綿毛を全草覆っている。紅紫の花が
ひときわ目立ち可愛い。
何方でも、見た瞬間メリノ種の羊の耳を想像されることだろう。


小学低学年の頃、実家にも羊が1頭。ヤギも1頭いた。羊の毛は此花の様
にシルバーで美しい毛並みではなかった・・・・。グレーで、もさもさして触ると
油が手に付く。
耳にはもさもさした毛は無く、角も無かった。顔はヤギの様で可愛いかった。
私はいつも、羊やヤギに頭突きを浴びせられていた。

春になると、毛をバリカンで刈られてヤギとそっくりになる。ちょっと懐かしい。
当時は、毛布や毛糸などに加工されて戻ってくる。あれから云十年が経て
しまったが、今でも当時の毛糸は捨てられず、編み変えて着用している。


*画像転載禁止*



ラムズイヤー=04・5・21





(2段)萼、葉、茎もシルーバーに光る綿毛に包まれる
紅紫色の唇形花を咲かせる。

ラムズイヤー=04・5・21

(3段)上部の垂れ下がる葉の様子は
羊の耳にそっくりである。名前の所以。

ラムズイヤー=04・5・21

(4段)葉を覆う綿毛。葉の地肌は殆ど見えない。
ぶつぶつと突起が有るように見受けられる。

ラムズイヤー=03・10・2

(5段)冬を迎える葉の様子。
下部の葉や茎葉には長柄がある。
上部の葉のようには垂れ下がらない様である。

ラムズイヤー=03・10・2
(ら)  FLORA  HOME Last up date 07・3・24 04・5・21



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