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ヒメミソハギは一年草。水田の縁でよく見かける。 本種とホソバヒメミソハギを比べると、其の花の小ささが判る。 萼は壷状で4稜がある。小花柄も有る様に思えるが・・。『神奈川県植物誌』による と、葉腋に花を数個付け、殆ど柄は無い。小さな花弁4個、刮ハは球形・・・・とある が、文面から小花柄とも取れるし、葉柄の事とも取れて判り難い・・・??? 本誌では花弁の色は淡紅紫色とある。淡いピンク色で見た目には白に見える。肉 眼では、1ミリそこそこの花も蕾も良く判らないが写真で拡大すると、小さな小さな 白く見える淡いピンクの花弁が4個と、黄色い葯の付いた雄蘂が4個確認できる。 果実は刮ハ。2ミリ前後の球形で赤褐色をしている。萼から半分以上覗いている。 種子は観察していない。 葉は広披針形の単葉、基部は耳たぶ状に張り出し茎を抱いている。葉の幅は1セ ンチ程度で葉の中間辺りが一番広い。 茎には4稜が有り、僅かに翼が有る物も有る。 細身の固体から、各葉腋より沢山分枝している固体まである。 |
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![]() (2段左)萼は4裂、先は歯牙状に尖って見える。 白色に見える淡いピンクの花弁は4個。黄色の葯が見える雄蘂は4個。 (2段右)果実は刮ハ。柱頭は長く残っている。 球形で赤褐色の果実は萼より半分程度覗いている。 ![]() (3段)小花柄は有るように見える。 広披針形の葉の基部が、僅かに耳状に丸く張り出ているのが見える。 葉は中間が一番広い。基部は大きく括れない。 ![]() (4段)葉の裏面。葉柄は無いように見える。 ![]()
![]() (2段)花序が密に葉腋から出ている。 花の咲いているものや果実になっているが入り混じる。 ![]() (3段)四角な花に見える・・・。 淡いピンク色の花弁が4個。黄色い葯の雄蘂は4個。 萼片の先端が尖って歯牙に見える。 ![]() (4段)萼の内側に花弁が残っているが、 赤褐色の球形の果実は半分は突き出ている。 雄蘂の細い細い花糸が見える。 ![]()
![]() (2段)葉腋基部が赤褐色になっているものも有る。 ![]() (3段)花序は小さく肉眼では把握し難い。 長い花柄と小花柄があるのが見える。 小花柄の基部に苞葉か?鱗片か?いずれか判らないが有る様だ。 枝が伸びてくると、葉に移行??? ![]() (4段)側面から見ると、まだ小さな蕾が付いているのが見える。 ![]() (5段)葉腋についている花序から枝が伸びだしている。 小花柄の基部にみえる鱗片の様なものが、葉に移行するのか?? 茎は4稜がある。 ![]() (6段)葉腋には歯牙が有る様に見える。 毛?だろうか? ![]() (7段)僅かに翼の有る茎もある。 ![]()
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