ヤマボウシ
ミズキ科 ミズキ属
 別名 ヤマグワ
 学名  Cornus kousa
ヤマボウシは落葉高木。

葉は対生し、広卵状楕円形〜楕円形で全縁となり、波打つものも有る。基部
はくさび形、葉先は細長く尖る。
ハナミズキと似ているが、葉はハナミズキより小振りで、最初に葉が展開する。
花と思っている部分は総苞片。最初は緑色帯びているが次第に白になる。本
来の花の部分は、中心にある筒状になっている部分。花は4弁。花が高い位
置に咲き、目立たないせいも相まっていつも観察を見逃す・・・・。

果実は我が家の木には1センチほどの小さい物が生り、口にしたことは無いが
甘いそうである。

町内の公園には園芸種のヤマボウシが植えてある。果実は2センチもあり、我
が家のものとは比較にならず驚いた。
苞が紅色帯びるものはベニヤマボウシ 学名 C. kousa f. rosea と言う。

学名の由来が 『樹に咲く花 山渓』に記載が有る。学名のkousa は、箱根の
ヤマボウシは日本一の名所で、この地の人はクサと言うそうで、この学名が与
えられたそうである。


我が家にも5〜6メートルのヤマボウシが、長い間シンボルツリーとして庭のど
真ん中に君臨していた。植木屋さんが小さな木を山採りして来たそうである。
幹は直径20センチにもなり見事な木陰を作ってくれていた・・・・。

残念ながら紅葉も美しいと聞いていたが、ハナミズキ共々紅葉を楽しんだ事は
1度しかない。いつも葉に紅色を差してくると、周囲が枯れ始め汚くなる。
ところが04年の春は様子がおかしくなってきた、緑が芽吹かないのだ・・・・。

このヤマボウシの下草に、アオオカメを植えていたがそのまま幹に這い上がり
這わせるが侭に長い間していた。数本のアオオカメの幹は、5センチもの太さ
になり、養分を吸い尽くしていたのだろう・・・・。03年には、緑が夏の頃から早
いうちに枯れてしまい、弱り果てていたらしい。
しかし、横から芽吹いた小さな枝がどんどん生長し、既に5〜6センチに生長し
ていた。04年には、この枝に白い清楚な大きな花を見事に咲かせ現在に至っ
ている。



07・4・10
我が家のヤマボウシの葉などの観察を行った事が無かった・・・。冬芽の観察を
することにした。
既に葉の展開は始まり3センチほどになっている葉もある。葉芽は既に動き始
めて、中から茶色の毛の付いた若葉の裏が見えている。


*画像転載禁止*


≪其の1≫ 自宅に植えているもの

ヤマボウシ=04・5・22





(2段左)葉芽。褐色の伏せた毛に覆われた芽鱗が2個。
既に先端が開き始めている。
(2段右)芽鱗は2つに割れる。
中から濃い褐色の毛の有る若葉が見えている。
ヤマボウシ=07・4・10

(3段)3センチほどの若葉。対生する葉が対になって出てくる。
ヤマボウシ=07・4・10

(4段)若葉には濃い褐色の毛が良く見える。
ヤマボウシ=07・4・10



≪其の2≫お寺に植栽されていたもの

ヤマボウシ=05・8・19





(2段)花は既に終わっているようだ。
花弁は4個、既に落ちてない・・・。雄蘂も4個、花柱は1個。

ヤマボウシ=05・6・4

(3段)長い花柄の先に、1・5センチほどの若い集合果が出来ている。
ヤマボウシ=05・8・19

(4段)広楕円形、先端は尖り基部はくさび形。
葉は対生する。葉縁は全縁。

ヤマボウシ=05・8・19

(5段)葉幅の広い広卵形のものも有る。
ヤマボウシ=05・8・19



≪其の3≫公園に植栽されているもの

(1段)最初に葉が展開し、続いて花が展開する。
展開し始めの総苞片は緑色帯びる。狭卵形で先は尖る。
花は中心の丸い蕾が沢山有る部分。

ヤマボウシ=04・5・8

(2段)果実は核果。10月ごろには真っ赤に熟す。
核果は合着して球形になる。
この果実は甘いそうで、ジャムなどにも良いらしい。
公園のこの果実は、右側のものと2個生っていた。
2センチ近くあり、大きくて驚いた。
黒くなった果実は???熟しすぎ???

ヤマボウシ=03・10・8

(3段)この樹の葉は、可也狭いように感じる。
葉縁は大きく波打っているが全縁である。

ヤマボウシ=04・5・8

(4段)花芽の先端は尖る。伏せた褐色の毛が密生している。
葉痕は三日月形またはV字型らしい。

ヤマボウシ=03・10・16
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