|
|||||||||||
|
|||||||||||
サンゴミズキはアジア東北部原産の落葉低木。 散形花序に白い花を付ける。 白い4弁花。雄蘂は4個。雌蕊は1個で、雌蕊の基部が大きく膨らんでいる。 葉もハナミズキのように大きい。葉の裏は白く脈が目立つ。冬になると紅色 に紅葉し落葉する。 落葉する頃から、幹の紅色が一段と華やかに目立つ。赤い木肌と白い皮目 がとてもよく目立っていた。樹皮が華やかな紅色になる特性が有るそうだ。 白い実も特徴がある。一側面とヘソの方から見ると、楕円型の1センチ程の 真っ白い実。一側面から見ると円形にも見えるが、扁平で楕円の実である。 実が白くなる頃から、枝先の方から紅くなり始めて来た。 樹高もメートル以上には成らないらしく、花や実を楽しむより紅い幹を楽しむ。 お正月の生け花用に、松竹梅、南天などと一緒に売っている。 縁起物として使われるようだ。 本種はシラタマミズキ(シロミノミズキ) 学名 C. alba の変種。 |
*画像転載禁止*
![]()
(1段)花は5〜6ミリ。散形花序につく。 花弁は4個。雌蘂は1個基部が膨れている。雄蘂は4個。 ![]() (2段)萼筒は白い伏せた毛が密生している。子房は膨らんでいる。 ![]() (3段)果実は核果。扁球形をしている。熟すと乳白色になる。 ![]()
(1段)1月下旬。真っ赤になった木肌が綺麗である。 ![]() (2段)華やかな紅色帯びた樹肌。皮目が目立つ。 ![]()
(1段)葉は対生。葉柄は長く紅色帯びている。 瑞々しい緑の幹や葉。葉は両面毛がある。 ![]() (2段)葉表。葉身は大きいものは8センチ前後ある。 長楕円形〜広楕円形で先端は尖る。基部は円形。 葉縁は全縁らしいが、波打つものが多いと感じる。 側脈は5〜6対。 ![]() (3段)葉裏は毛があり白っぽい。 ![]() (4段左)葉表の毛。 (4段右)葉裏には長い軟毛がある。 ![]() (5段)紅色に紅葉した葉。葉裏の白っぽさが目立つ。 ![]() |
|||||
(さ) FLORA HOME | Last up date 07・4・10 | 05・3・19 |
Copyright (c) 2004-2007 hananouta All Rights
Reserved