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サボンソウはヨーロッパ、中央アジア原産の多年草。 対生する葉は、長楕円状で先端は尖り3脈が目立つ。 花はナデシコに良く似た5弁花。萼筒が長く先は5裂。披針形の苞葉があ る。花色は白色、淡い桃色等が有り、八重咲き品も有る。 一重の花を沢山咲かせた70センチ程の草本が、畑の入り口に沢山あった。 根っこは石鹸成分を含むそうだが、有毒でもあると言う記述のサイトもある。 また根っこや葉を煎じると、良質の石鹸が出来るとも・・・。 初めて見た時ナデシコと思った。同属とは言えすっかり混乱したものだ。然 も、名前を調べている際も≪サポナリア≫と言う名前で混乱した事がある。 同じナデシコ科の≪ドウカンソウ≫も、そう呼ばれている様だからである。 名前を全く知らない時は、頭もカチカチで混乱してしまい参ってしまう。生育 の状態も過程も全く知らない訳であるから、図鑑を持ちながら迷うのである。 今では色々知る様になり、違いが冷静に判断できる様に成ったが、初心者 は混乱してしまう・・・。 八重咲き品より一重の方が、観賞価値がある様に個人的には感じる。観賞 用として花壇や畑で偶に見かける。 |
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(1段)長い萼筒がある。花弁は5個。雄蕊は長短10個有る。 雄蕊が花粉を出した後、受精すると2個の花柱が伸びて飛び出る。 ![]() (2段)萼筒は長く先端は5裂。基部に苞葉が有る。 ![]() (3段)葉は対生。長楕円状〜楕円状披針形。 先端は尖り、3脈が目立つ。 ![]() 淡い桃色品は綺麗である。 雄蕊の葯は落ちて長い2個の柱頭が飛び出している。 ![]()
(1段)細い花弁が幾重もあり、ボサボサして見える。 ![]() (2段)萼筒は太く短い。 ![]() (3段)終わった花の様子。 花弁や蕊の基部は線形で細いようである。 ![]() (4段)葉はサボンソウと特別変わらない。 これは真上から見たもの。整然と十字対生している。 ![]() (5段)10月中旬。 枯れた茎は木化している。 ![]() |
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