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サボテン・短毛丸はブラジル南部、ウルグアイ、アルゼンチン北部原産。直径12〜15センチ、高さ50センチ以上になるそうである。 繁殖は沢山子吹きして広がる。稜は11〜18稜あり鋭角になっている。刺座には5ミリ程度の極短い棘が15個前後あり硬くて鋭い。 花は側面の稜上にある刺座に花芽ができ、長さ20センチ前後、直径10センチ前後の大きな漏斗型をしている。外側の花被片は緑 帯、内側の花被片は白色をしている。夜開性で芳香がある。耐寒性がありここ瀬戸内地方では戸外で十分越冬する。 ●黄花短毛丸、 ●桃(赤)花短毛丸は交配種のようである。 ●短毛丸の黄斑入り品=世界の図。 ●帯下品=聚楽冠(じゅらくかん) ●獅子化品=噴火山 エキノプシス属は南アメリカに50種が知られるそうである。サボテン園芸ではウニ属またはウニサボテンと呼ばれる。初めは球形で 生長とともに円筒型となり、盛んに子を吹いて増え、大群落をつくるそうである。此の仲間には長盛丸、花盛丸、金盛丸、仁王丸など がある。花は大きく漏斗型で白色や淡い桃色帯びるものもある。夜開性で芳香がある。これら玉型サボテン類は古くから栽培されて いたそうである。属名はギリシャ語 echinos =ハリネズミ、opsis =似るに由来し、種名は人名に因むそうである。 出典・参考文献 ●『園芸植物大事典 2』 小学館 ☆花の詩メモ☆ 03年6月4日 カメラ行脚の途中、時間は定かではないが道路わきに無造作に置いてあった。変わった蕾らしきものが、20センチも立ち上がってい るのをはじめて見た。一瞬蛇が頭をもたげているように見えてぎょっとしたが、それでもどのような花が咲くのか愉しみであった。急い で写真を撮ったが・・ちゃんと撮れていないのが残念であった。 05年6月20日 朝9時頃に花が咲いていた。20センチほどの筒の先に、白い12〜13センチ程のクジャクサボテンのような大輪の花を咲かせていた。 雌蕊の先は7〜8裂、雄蘂は沢山ある。匂いは感じなかった。小さな子が一杯出来ている。これを子吹きと言うそうで繁殖力旺盛ら しい。子を土に植えておくと5センチほどの大きさでも立派な花を咲かせるそうである。秋にも咲いていたか如何かは確認していない。 |
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(2段)稜は11〜18個あり鋭角。棘は14〜15個。約5ミリ程度。 硬くて鋭い。花は側面から出る。 右下から長い漏斗状の花を咲かせていた。 底の部分に沢山の子吹きしているのが見える。 (3段)棘の部分を拡大してみた。 14〜15個あるそうだ。長さは5ミリ程度とごく短く、硬くて鋭いそうだ。 (4段)外側の花被片は緑色帯、内側の花被片は白色。 花径は10〜12センチ。夜開花するらしいが撮影時間は朝9時。。 (5段)長さ20〜25センチの長い漏斗状。花筒には毛があり毛の下には刺? 次第に萼片、花被片になっていくようだ。
(2段)稜は11〜18個あり鋭角。 棘は14〜15個。約5ミリ程度。硬くて鋭い。花は側面から沢山出ている。 (3段)棘の部分の拡大。刺座の基部から小さな花芽が出ている。 硬くて鋭い刺は14〜15個あるそうだ。 長さは5ミリ程度とごく短いそうだが、この個体はやや長め。 (4段)外側の花被片は緑色帯、内側の花被片は白色。 花径は10〜12センチ。夜開花するらしいがこの撮影時間は16時前後。 (5段)雄蕊は多数、数え切れないほどある。 柱頭の先は13裂は確認できる・・・。 (6段)花筒は20センチ前後。 周りには毛があり、麟片状の萼???それとも棘の変化したもの??? 次第に上にいくにつれ、萼片、花被片に変化していく。 (7段)花芽の様子。長い毛におおわれている。 |
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種別(さ) 科別(さ) FLORA HOME | Last up date 08・8・31 | 広島県 |
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