マメアサガオ
ヒルガオ科 サツマイモ属
別名 ヒラミホシアサガオ 
学名 Ipomoea lacunosa
マメアサガオはつる性一年草の帰化植物。
薄紅紫の花を付けるベニバナマメアサガオもある。花色以外は変化は無い。

花は白色で、花柱は1個。柱頭は丸い。雄蘂の葯は紅色と白色が混じって見え
る。葯嚢が紅紫のようだ。花柄には稜があり疣状突起が密生している。
茎等は全体に毛が多い。葉柄は葉身より短い。葉は3裂するもの全縁のものも
有る。
果実は刮ハ。種子は肥厚するらしい。萼片の縁にも毛があるのは確認できる。



初めてこの草本を見たのは03・9月。山の尾根の空き地の草叢であった。
草むらの中に、マルバのオオブタクサに絡んで咲いていた。これがコヒルガオと思
い撮影したが、帰宅後調べてみると、葉はコヒルガオの特徴ではない。
調べているうちに、マメアサガオという草本である事が判った。

地面を這っているものや、丈の低い草の上に乗っかって咲いている草本も在った。
花径は2センチ程度の白い漏斗状の花。ホシアサガオに似ているが、萼が既に漏
斗部分から離れ始めている。刮ハになると萼が横に大きく広がるので良くわかるそ
うだ。

花柄にギザギザが出来るのも特徴らしいが、残念ながら其の部分を知らずにいた
もので、大きく引き伸ばす事すら出来ない。04年は、チェックしてみたい。


ピンクの混じった草本もあるそうだ・・・その後、全く違う町3箇所でマメアサガオに出
合ったがピンク色は未だ見ていない・・・。若しかして、ホシアサガオの事???
それからもう一つ疑問、別名のヒラミホシアサガオどうしてヒラミなのでしょうかね?


04・9・15
あれから一年が経った。車で走行中白いルコウソウが目に入った。傍に寄ると紛れ
もない、ピンク色のマメアサガオが一緒に咲いていた。ラッキー!
帰宅後調べてみると、ベニバナマメアサガオという品種名が付いている様である。

花は、ホシアサガオに良く似ているが、葯嚢が紅紫色で有る点、喉部も淡い紅紫
色で有る点で区別は容易である。


07・4・14
ヒラミホシアサガオの意味がやっと理解できた。ホシアサガオの果実は縦長の球形
をしている。マメアサガオの果実は横長の球形で種子は肥厚する。この辺りから其
の別名が付いたのではと、個人的に理解したのだが・・・・。




*画像転載禁止*


マメアサガオ

(1段)2センチ弱の白い漏斗型の花冠 。
先端は浅く5裂し尖る。
マメアサガオ=04・9・15





(2段)葯嚢の紅色が同定の鍵!と思っている・・・。

マメアサガオ=06・9・25

(3段)花柄や花枝に、小さな疣状突起が密生している。
明瞭な稜がある。

マメアサガオ=06・9・25

(4段)種子の様子。やや横に張った球形。種子は肥厚する。
ホシアサガオより萼片が大きく、縁に長い毛がある。
マメアサガオ=03・10・23

(5段)葉の形ア・ラカルト!
丸葉、7角形、括れた形など、共通点は鋭利に尖る葉先。

マメアサガオ=03・9・26

(6段)双葉の様子。双葉の先がこの時期から既に長い・・・。
マメアサガオ=05・8・19



ベニバナマメアサガオ
      
学名 I. lacunosa f. purpurata

(1段)淡い紅紫色の漏斗型花。
先端は浅く5裂。先は尖る。花色以外、マメアサガオと変わらない。

ベニバナマメアサガオ=04・9・16





(2段左)花柱は1個。柱頭は白く見える太い部分・・・。
葯嚢は紅紫色で葯は白い様である。雄蘂の花糸が見える。
葯膿が紅紫の点と、花の喉部の淡い点でホシアサガオとは区別できる

ベニバナマメアサガオ=04・9・16

(3段)萼片は少し反っている。
萼片の縁には白く長い毛がある。
花柄には小さな疣状突起が密生している。

ベニバナマメアサガオ=06・9・25

(4段)花枝は短く、目立つ稜が有り毛がある。
ホシアサガオのように長くない。
茎は赤味帯び長く目立つ毛が有る。

左上の白い乳液は、触っていると茎が折れて白い液が出てきた。
流石にサツマイモと良く似ている。

ベニバナマメアサガオ=06・9・25

(5段)まだ若い果実の先端に長い花柱が残っている。
ベニバナマメアサガオ=04・9・16

(6段)葉の形は浅く3裂するもの、カエデドコロになり損ねたような形
のものなど多彩。葉柄は観察していなかったが
葉身より短いそうだ。

ベニバナマメアサガオ=06・9・2




(7段)マメアサガオとベニバナマメアサガオが混生している。
しかも双葉や、丸葉、少し角の有る葉も入り混じる。
ベニバナマメアサガオ=05・10・2
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