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シシトウやピーマンは在来獅子群に入リ、果実の先端が凹み内側に突起のあるもので獅子面になるもので在来 の大獅子をピーマンというそうである。ピーマンやシシトウの果実は全て下向きに生っている。シシトウは、トウガ ラシ属で用途は青果用。栽培品種群は在来獅子群の代表品種の一つに入るそうである。 主要栽培品種を分類 すると青果用、加工用、香辛料用、鑑賞用に分けられるそうである。シシトウは栽培品種群の青果用で伏見甘群。 先が尖り細長い果実をつけるものとのことである。 トウガラシ属の花はどれもよく似ている。花は放射相称で花冠は白色。２・５ミリ前後で５〜７裂する。下または斜 め横に向いて咲く。雄蘂は５〜８個。葯は縦に裂開。図鑑によると、子房は独立基生胎座とのことだが、どのよう な状態のものか全く判らない。花や果実のできる様子を観察しないと其の意味が全く理解できない私である。子 房内は隔膜で２〜７室に仕切られているそうだ。花柱は長さ３〜５ミリ、自家受粉を主とするが、密腺をもつ虫媒 植物でもあるそうだ。果実は肉質の液果らしいが液果とはちょっと驚いた。果実は、果皮と胎座が癒着しないまま 中空で発育する。確かに中は隙間がある。てんぷらにする時には、切れ目を入れておかないと破裂する。 出典・参考図書 ● 『園芸植物大事典 ３ 』 小学館 ☆花の詩・メモ☆ シシトウはてんぷらに良く用いられる。美味しそうだ。我が家では私がてんぷらを食べられない。以前は良く拵え たが、十数年前からてんぷらを揚げると油に噎せて胃が痛くなる・・。専らシシトウは夏のそうめんの薬味。青シ ソに巻いて細かく切り、たっぷり入れて食べる。最高である。シシトウは辛味が無いが、我が家の子供達は全く 口にしない。本当はシシトウでは無く、まだ青い唐辛子の方がぴりりと辛く美味しいのだが、我が家では手に入ら ない。シシトウ、ピーマン、トウガラシ等を並べて植えて在ると、私はなかなかというより全く見分けられない。花は 良く似ているし葉の様子も良く似ている。０３年の撮影、花以外は全く観察も撮影もしていない。反省しきり！ |
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