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ジュウガツザクラは落葉小高木。コヒガンザクラ[P. Xsubhirtella] の園芸種だそうである。 花は白色か淡い紅色の八重咲き。10〜12月に咲くが10月頃の開花した花も奇麗である。冬には小型花を少 し開く程度である。やはり4月に開花する数が最も多いそうである。コヒガンザクラ(ヒガンザクラ)は、エドヒガン [P. pendula f. ascendens] とマメザクラ[P. incica]の自然交配種だそうである。 ジュウガツザクラは、葉腋に1個の芽が付き。花は1〜5個の散房花序をつける。花弁の先は凹むそうである。 萼片は開出。葉は鋭鋸歯があるそうである。残念ながら葉の観察を全くしていない。 出典・参考図書 ●『園芸植物大事典 2』 小学館 ☆花の詩・メモ☆ 福山郊外の農業用水路の土手に桜並木がある。03年10月2日。私はカメラ行脚の岐路に就いていた。斜め 前方に見えるのは、如何見てもピンク色の桜が満開に咲いている桜並木。当時は秋ごろから咲き始める桜の存 在を全く知らなかった。即刻迂回して側に行くと、二枚重ね程度の八重桜であった。その日はとても温かい小春 日和であった。花を撮影し暫くお花見をした。 色々調べてもなかなか判らない。四季桜、ヒマラヤ桜・・・・・。結局、地元役場の広報部に電話をしてみたが、誰 もご存じなかった・・・。十数本の桜並木になっている。用水路には大きな鯉も泳いでいる。土手にはコスモスが満 開。田んぼは黄金色の稲。その場所は面白い風景だった。画像の花の花弁を見る限り特徴とは、真反対の様な 気がする。花弁先は細かくギザギザしている上に中心は小さく尖っている様に見える・・・。 |
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(2段)花径は2〜3センチ。淡い紅色が可憐。 花弁は2列。雄蘂は多数。中には花弁化している雄蘂もある。 雄蘂や花柱の毛の有無の観察はしていない。 左下の緑色をした苞にも細かい鋸歯が見える。 (3段)萼筒は短いが花柄は長い。花柄や萼筒には絹毛がある。 萼の脈が目立つ。萼の縁は細かい鋸歯がある。 (4段)葉について細かく観察していないが、 花時には葉もみられるようだ。葉縁の鋭鋸歯が見て取れる。 (5段)秋たけなわ、小春日和のこの日。 サクラとコスモスと田んぼの稲。不思議な季節を感じた。 |
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種別(し) 科別(は) FLORA HOME | Last update 08・2・10 | 広島県 |
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