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シロバナセッカエニシダについて詳細が掲載されている図鑑を持ち合わせていないが、シロバナエニシダの石化した園芸品種のようである。 シロバナエニシダについての特徴は、葉は小さく1センチ前後で基部では3出複葉になり、上部では単身複葉。葉は互生するが目立たない。 枝は細長くしなやかで僅かに稜を持つそうであるが、この部分が石化しているものと考えられる。花はマメ科植物特有の蝶形花冠をしている。 前年枝の葉腋に腋生する。萼は鐘状で先端は2唇形。雄蘂は10個が合着して筒状になっているそうだ。莢豆は扁平な豆果。 シロバナエニシダとシロエニシダ[C. albus]は混同されるらしいが、シロエニシダは花が頂生の花序をしているそうである。枝は横開性で地 表を覆うように伸び、葉は3出複葉である。園芸種にシロバナセッカエニシダ‘藤田寒咲き1号’等があるそうである。 出典・参考図書 ● 『園芸植物大事典 1』 小学館 ● 『山渓カラー名鑑 園芸植物 』 山と渓谷社 ☆花の詩メモ☆ 画像の花だけ見ると土手や草地で見かける『メドハギ』によく似ている。比べてみると、勿論花の大きさも全く異なる。近所の畑には出荷用 に沢山植えてあるが、恐らく花のない時期に石化した枝を選んで出荷されるのだろう。画像の品種名は不明である。 |
*画像転載禁止*
(2段)花。旗弁に僅かに紅紫の斑が入っている。 (3段)茎には稜がある。小さな葉は1センチほどで葉腋に1この花がつく。 (4段)枝が幅広く石化している。 生け花などで利用されている。 (5段)10月ごろの様子。 |
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種別(し) 科別(ま) FLORA HOME | last up date 08・7・5 | 広島県 |
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