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和名はテイオウカイザイク。ムギワラギクともいうそうである。総苞片が鱗状の薄い膜質で花弁状に発達してい る。頭花は筒状花のみだそうである。 『園芸植物大事典4』『原色園芸植物図鑑 U』いずれにも[Helichrysum bracteatum] に和名がついおてい ないのでずいぶんと迷った。オーストラリア原産の半低木状多年草で園芸上では一年草扱いのようだ。草丈30 〜90センチ。葉は披針形で互生。頭花は4〜8センチとある。 ヘリクリスム(ヘリクリサム)属は一年草、二年草、多年草、亜低木、低木があるそうだ。葉は互生まれに対生 葉質はうすいものから鱗片状まであるそうだ。白粉帯びるか綿毛の有るものが多い。頭花(頭状花序)は単生 または房状。総苞は多列で半球型〜円柱状。総苞片は乾いた膜質。しばしば花弁状に大きく発達する。筒状 花は普通両性。果実は痩果で5稜形〜ほぼ円柱形とある。一年草のムギワラギクは属の代表格だそうだ。 出典・参考文献 ●『園芸植物大事典 4』 小学館 ●『山渓カラー名鑑 園芸植物』 山と渓谷社 ●『原色園芸植物図鑑 改訂版 U 宿根草編1』 塚本洋太郎著 保育社 ☆花の詩メモ☆ 04・5・19 知人は、ムギワラギクとは別に宿根ムギワラギクという名前で購入したそうだ・・・。見事にNETではヒットしない。 花壇で育てている知人は、非耐寒性1年草として扱われるムギワラギクとは違うと教えてくれたが、図鑑を調べて みても宿根ムギワラギクは不明である。花弁状に見える薄い総苞片の乾いたカサカサ感は同じだったが、総苞 片の数が少ないので違って見える。正式名は何???当サイトのムギワラギクに間借りしての掲載である。 09・8・13 『園芸植物大事典 4 小学館』に掲載されている[H. bracteatum]との絵合わせでは、宿根ムギワラギクとして 購入したという画像のものと同じように見える。本来多年草という事で、販売者が宿根をつけて販売されたのか? もしれないとも思える。いずれにしても流通してい無いとしか思えない。今もってNET検索でHITしないという事自 体考えられないからである。 |
*画像転載禁止*
(2段)宿根ムギワラギクとして購入したもの総苞片の数が少なく感じる。 花弁状に見えるのはすべて総苞片。頭花は筒状花のみ。 触るとカサカサして硬い。乾いた膜質。 (3段左)鱗片のような花弁状の総苞片の様子がよくわかる。 次第に咲き始めた様子。 (4段)葉の様子。葉は細く、互生している。
(1段)総苞片の数が多くある様に見えるが・・・気のせい??。 |
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種別(む) 科別(き) FLORA HOME | Last up date 09・8・13 | 広島県 |
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