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ジンガサゴケの葉状体は緑、腹面は紫紅色帯び長さは1〜4センチ、幅は5〜7ミリ。気室は数層有るそうだが調べてはいな い。腹面にある腹鱗片は紅色で2個の披針形をした小さな突起の様な付属物がある。雌雄同株。雌器托は葉状体の先端か 短腹枝につく。雌器床は名前の由来になっている陣傘形で3〜5浅裂、包膜は縦に2裂する。偽花被はないそうだ。雄器托 については、葉状体の先端か短腹枝につき、無柄で盤状で鱗片に囲まれているそうだが、どの部分になるのか理解できて いない。胞子は黄褐色らしいが確認できていない。早春に成熟するそうである。 ジンガサゴケ科は葉状体が二又状に分枝して増えていく。腹側面からも中間分枝するそうである。気室は1〜数層あり気室 孔はアーチ形をし、同化糸はないそうだ。腹鱗片は2列に並び半月形のように見える。小さな突起の様な毛の様な付属物が 1〜2個ある。雄器托には柄があり溝は無いか1条ある。雌器床は多裂。各裂片の先端か斜め下面に包膜がある。無性芽 は無いそうである。 ジンガサゴケ属については、雄器托には長い柄があり葉状体の先端に付く。雌器托柄の溝は1条。偽花被がない。包膜は 2裂、凾ヘ先端部で不規則に裂開するそうである。 出典・参考図書 ● 『日本の野生植物 コケ』 平凡社 ● 『原色日本蘚苔類図鑑 』 保育社 ☆花の詩 メモ☆ 我が家の東北に位置した花壇にジンガサゴケがはえて、参りました!はえている場所は半日しか日が当たらないニオイヒバ の陰。04年の12月に10センチ四方の広さだったが、今は広がってしまった。気に入らない・・・。といいながら小さなほくろの 様なものが、如何様に変化するのか観察しそびれた、雄器床は良くわからず確認できない。 |
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(2段左右)雌器托は葉状体の端のほうについている。 紫帯びた毛に包まれているように見える。 (3段)雌器床は陣笠形で3〜5浅裂している。長い柄がある。 (4段)雌器床の拡大。偽花被はない。 (5段)黒い胞子嚢が覗いている。 (6段左)まだ包膜は裂けていないが縦にわずかに裂け目が見える。 クラゲのような毛が見えているがこれが何か良くわからない・・・。 (6段右)包膜が縦に裂けて黒い胞子嚢が覗いている。 (7段)レンガにへばり付いていた。 葉状体は緑色だが、表面が紫帯びているものもある。 (8段)捲って見た様子。紅紫色の腹鱗片は2列に並ぶ。。 腹鱗片の先にある付属物が確認しにくいが、上端のまだ成長していない鱗片や 下のほうの鱗片に赤紫色の毛のような突起があるのが付属物。 |
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種別(し) 科別(し) FLORA HOME | Last up date 08・7・27 | 広島県 |
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