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シネラリアは本来多年草らしいが、普通夏播きの非耐寒性一年草として扱われ、冬から春に開花する。茎は直立し柔毛があり、矮性種 から高性種迄ある。葉は心臓状卵形で葉縁には細鋸歯があり葉先は尖る。葉脈は掌状、葉柄は長く翼があるが根出葉には翼は無い。 園芸品種は次の4系統に区別される。 ●グランディフローラ系=大輪で頭花は7〜10センチある。 ●ポリアンサ系=ステラタ系とも呼ばれ。茎が伸びる、切り花に用いられたが現在はほとんど無い。 ●ムルティフローラ(マルチフローラ)系=小輪多花性。 ●ダルマ系=頭花は3〜5センチの中輪。散房花序がこんもりと盛り上がる。日本では殆どこの系統。 最近はダルマ系と、ほかの系統との交雑が進み中間的なものもあるそうだ。 出典・参考図書 ●『園芸植物大事典 3 』 小学館 ●『山渓カラー名鑑 園芸植物』 山と渓谷社 ● 『山渓カラー名鑑 観葉植物』 山と渓谷社 ☆花の詩 メモ☆ 撮影したものがどのタイプか確認したわけではないが、花序の様子からダルマ系と思える。撮影した時期は3月25日。小学校の玄関ロビ ーに幾鉢も飾られ、北側の窓辺が賑わっていた。開花期は長い様だ。葉の様子や葉柄、茎などの観察はしていない。学名について手持の 図鑑によると、セネキオ属とする図鑑とペリカリス属とする図鑑がある。私、個人的にはシネラリアがセネキオ属とは思いもしなかった。セネ キオは多肉のイメージである。属について調べてみると、『園芸植物大事典 3 小学館』(1989年発刊)によると、セネキオ属に分類され、 [Senecio x hibridus cvs ][異名 Cineraria x hibrida ]となっている。 『山渓カラー名鑑 園芸植物』のみが、ペリカリス属 [Perica- llis x hiburida ]とあり。初版1998年第1刷と掲載されている手持ちの図鑑では一番新しいので出典とした。 |
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(2段)葉。葉縁には鋸歯がある。葉柄には翼がある。 |
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種別(し) 科別(き) FLORA HOME | Last update 08・1・14 | 広島県 |
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