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種名のmammosum =マンモースムとは乳頭が多いという意味で、果実の形に付けられたもの。北米アイオワ、テキサス、ニューメ キシコ等熱帯アメリカに分布している。日本には1935年に渡来。草丈は1メートル程お小低木。園芸的には一年草として扱われる。 全株に黄色の刺を散生し毛が多いが、棘のない系統を選抜栽培されているそうだ。葉は大きく心臓型〜幅の広い卵円形。葉縁は欠 刻状の大きな鋸歯か切れ込んでいる。花は青紫色で花弁は線状。『原色園芸植物図鑑 T 保育社』は萼には羽毛が付くとある。 果実は黄色で5〜6センチ、果実が狐の頭部に似ていることから、フォックス・フェースと呼ばれているがこれは和製英語らしい。葉を 落として果実を付けた枝のまま飾る。果実は有毒らしい。 出典・参考文献 ●『原色園芸植物図鑑 改訂版 T一・二年草編』 塚本洋太郎著 保育社 ●『演芸植物大事典 3』 小学館 ☆花の詩メモ☆ 近所の畑で出荷するために栽培されているが、草丈は1メートルどころではない私の背丈よりずっと高い。花はナスに似た大きさだが、 淡い青色の花弁は線形で確かに細い。、刺について記載があり、私の撮影した物の茎には棘らしいものが確認できなかった、ボコボ コした傷の様な物はあったが刺ではない。刺のない系統も栽培されているようだ。花屋さんではフォックス・フェースという名前で葉を全 て除いた枝に、黄色の果実だけ残して売られている。 |
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(3段)花径は3センチ程度。花弁は線形で細身である。 花弁表中心に白い条斑がある。裏面は長い腺毛で覆われている 様に見えるが図鑑では羽毛とある。触ってこなかった事に悔いがある。 (4段)花弁の裏面と、萼片の様子。萼片の裂片は線形で細い。 花柄も含めて長い腺毛に覆われていると思ったが、図鑑には羽毛とある。 (5段)歪な形をした若い果実が生っていた。 (6段)黄色く熟してまるで狐の顔の様な形をしている。 (7段)葉は大きいものは20センチ以上ある。 葉縁は欠刻状の大きな鋸歯がある。表裏ともに毛がありゴワゴワしている。 (8段)葉表の毛の様子 (9段)若い葉の様子。表裏毛におおわれており 白く縁取りをしたように見える。 (10段左)茎の様子。直径3センチある部分もある。図鑑では刺を散生とあるが、 刺はないように思える。手前の茎の突起が刺の変形したもの??? 全体に毛でおおわれている。 (10段右)上部の葉柄も毛でおおわれている。 |
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種別(つ) 科別(な) FLORA HOME | Last up date 08・7・20 | 広島県 |
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