ヒヨクヒバ
ヒノキ科 ヒノキ属
 別名 シダレヒバ 
学名 Chamaecyparis pisifera ‘ Filifera’ 

ヒヨクヒバは、日本固有種であるサワラ [C. pisifera (Sieb. et Zucc.) Sieb. et Zucc. ex Endl.] の園芸品種だそうである。
ヒノキ[C. obtusa (Sieb. et Zucc.) Sieb. et Zucc. ex Emdl.] の園芸品種のイトヒバ [‘Pendula’ 別名スイリュウヒバ] 
と間違われるそうであるが、ヒヨクヒバの葉の先端は尖るそうである。ヒイヨクヒバは別名 イトヒバでサワラの園芸品種である。



出典・参考文献
●『園芸植物大事典 4』 平凡社
●『日本の野生植物 木本T 裸子植物』 平凡社
●『山渓ハンディ図鑑 5 樹に咲く花 』 山と渓谷社




☆花の詩 メモ☆


ヒイヨクヒバ(別名 イトヒバ)はサワラの園芸品種と
『山渓ハンディ図鑑5 木に咲く花』には掲載があり、当初はイトヒバ
=ヒヨクヒバとして掲載していたが、訂正することにした。図鑑によって異なるようでちょっと参っているところである。とい
うのは、
『園芸植物大事典 4』では、ヒノキの園芸種の品種でイトヒバ(別名スイリュウヒバ)とある。サワラの園芸種の
品種にヒヨクヒバ(別名 シダレヒバ)があり、よくイトヒバ(スイリュウヒバ)と間違われるとある点で、図鑑を調べ直す事に
した。結果、葉の先端が尖っている事からヒヨクヒバ(別名 シダレヒバ)と同定した次第である。
畑の様な空き地の様な場所に植えてあった。 学校などに植栽されているのを良く見かけるのは、良く間違われるという
ヒヨクヒバまたはイトヒバの何れかと思える。枝も葉も垂れ下がっている。細い葉を触るとチクチクする。



*画像転載禁止*



ヒヨクヒバ=撮影03・12・16







(2段)葉表。葉の先は尖っている。触ると結構チクチクする。
ヒヨクヒバ=撮影03・12・16

(3段)葉は鱗片状で、先が鋭利に尖っているのがわかる。
触るとチクチクするのが理解できる。
ヒヨクヒバ=撮影03・12・16

(4段)葉裏。蝶々のような形の白い気孔帯が良く目立つ。

ヒヨクヒバ=撮影03・12・16

(5段)気孔帯の拡大。
ヒヨクヒバ=撮影03・12・16
種別(ひ)  科別(ひ) FLORA  HOME
Last up date 06・10・28 広島県





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