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スキラ属(シラー属)の和名はツルボ属。属名は害になるの意味に由来。ツルボ属は鱗茎のある球根性の多年草。鱗茎は球形に近く、 皮膜は種によって有無があり、あるものと無いものに区別される。葉は1個〜2個の種〜15前後と多い種もある。葉は線形、披針形、 長楕円形で根出する。花茎は1〜数本、頂生の総状花序につく。花被片は6個で1脈が目立ち筒部のある鐘形、杯状、花の向きは下 向きや上向きなどがある。雄蕊は6個、花柱は1個、刮ハは黒色の種子がある。 シラー・ヒスパニカは、南ヨーロッパ・スペイン、ポルトガルの原産。鱗茎には皮が無く卵形で大きく径5センチ程になる。直立した線形 の葉は5〜6枚、長さ20〜45センチ前後、花茎の高さ20〜50センチに鐘形の花を10数個総状花序につける。花色は基本的には 青色、花弁の先端は強く反り返らない。苞は2個ある。開花は5〜6月。園芸種は多く、高性大輪のものもあるそうだ。 出典・参考図書 ●『原色園芸植物図鑑 改訂版 W 球根編』 塚本洋太郎著 保育社 ●『園芸植物大事典 3』 小学館 ●『山渓カラー名鑑 園芸植物』 山と渓谷社 ☆花の詩 メモ☆ 図鑑との絵合わせで、ノンスクリプタ[S. nonscripta (L.) Hoffm. et Link]の花の特徴は『[園芸植物大事典 3』で見る画像では、鐘 形の花被片の先端が強く反り返っているが、『原色園芸植物図鑑 W』で見る画像は違いが全く分からない。撮影した花は隣町のご近 所同士数件の庭や花壇に植えられているのを見かけた。ご近所さんで分け合われたのかもしれない。ブルーやピンク色白色が植えてあった。 |
*画像転載禁止*
(2段)円状鐘形の花。花被片は6個で1脈が目立つ。 雄蕊は6個。花柱は1個。花は下垂して咲く。 花被片の先は反り返らないとある。 (3段)花柄の基部に苞が2個ある。 (4段)葉は5〜6個、長さ45センチ程で平滑な披針形。 直立した高さ20〜50センチの花茎に、円状鐘形の花を 10〜30個を総状花序につける。 桃色や白色もある。 |
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Last up date 08・9・27 | 広島県 |
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