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ブルビネ属は南アフリカ、オーストラリア東部で約30種が知られ、日本では2〜3種が作られている。多肉度の低い葉は 線形か披針形で軟質のものが多い。一年生のものや休眠期に地上部が枯れる物がある。花は総状花序。花被片は6個 で1脈が目立つ。雄蕊も6個。果実は3弁で胞背裂開、各室4この種子がある。属名はギリシャ語のbolbos=鱗茎の意味。 出典・参考文献 ●『園芸植物大事典 4 』 小学館 ●『NET情報』 ☆花の詩メモ☆ 通称ハナアロエとよんでいる。残念ながら『園芸植物大事典 4』にはこの属の中に掲載がない。品種名や学名の出典は NET情報から。他の持ち合わせの図鑑からも見つけ出せない。一日花であるが次々開花し綺麗である。花径は1センチ 程度。外花被片3個、内花被片3個。雄蘂の花糸には長い黄色の毛が密生する。ハナアロエという風に、植えている人は 呼んでいる。和名なのか、流通名なのか全く判らないが、NETで検索しても全くヒットしない。以前からこの近辺ではお馴染 みの花で、NET検索でHITしないのが不思議な気がする。 04・4・29 ハナアロエを最初に撮影したのは03年の6月だった。当時は全くNET検索でもHITせず長い間、正式名が判らなかった。 晴れてやっと、ブルビネ・フルテスセンス或いはフルテスケンスと言う本名が判った。然し、日本語読みにすると随分と語弊 が出そうである・・・。ユリ科にはブルビネラ属があり、属名がブルビネ属と良く似ているので間違いそうである。花には豪華 な毛があって可愛い。蕾はユリ科の中でも、オーニソガラム系統によく似ている。 07・2・22 葉はアサツキの生育途中の若い葉の様な感じに思っていたが、再度撮影した画像を確認し直してみると、勘違いも甚だし く全く違っていた。葉身は15センチ程度、葉表は平らで背面は半月型、先は鈍頭。茎は60センチは立ち上がるが、結構 暴れる様である。この町内では、彼方此方で植えられている。 |
*画像転載禁止*
*花被片の1脈がよく目立つ。 (2段左)蕾。披針形のものは苞。 (2段右)花径は1・5センチ前後。雄蘂の花糸には長い黄色の毛が密生。 花柱の基部に黄色い子房が見えている。 外花被片は3個で細く、内花被片は3個で幅が広い。 (3段左)葉。側面から撮影できていないので様子が判り難いが・・・。 葉の内側は平らで、背面は半月形のようになっていた。 葉身は15センチ程度だった。 |
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Last update 08・10・22 | 広島県 |
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