カレープランツ
キク科 ヘリクリサム属
 英名 カレープランツ
 学名 Helichrysum serotinum Boiss.
 異名 H. angustifolium (Lam.) DC.   英名 curry plant、 white-leaf everlasting、

カレープランツは南ヨーロッパ原産で、半耐寒性の小低木のようである。枝を密に出し、葉は細くて短い。カレーの様な香りがあり、
黄色の頭花をつける開花期は真夏。図鑑には緑青色の葉とある。



出典・参考文献
●『園芸植物大事典 4 』 小学館






☆花の詩メモ☆


カレープランツは亜低木または多年草とあるが、50センチほどの大きさだったせいか木とは思わずにみていた。下部は木化して
見えないでもない。銀白色の葉や茎をしている。近所の友人が玄関脇に露地植えしている。カレーの香りを何時訪ねても充満させ
ている。触れると手に何時までもカレーの香りが残る。出かける前に、洋服には付けたくない気もしないでも無い・・・・・。
しかし、丈夫な木ではある。彼女が植えてから4年が経過するが、50〜60センチ程の大きさで元気である。
6月初旬頃から黄色の小さな花をつける。花は黄色の舌状花。NETの情報だが、花を振ると乾いたような音がするらしい、総苞片
がすれ合う音だろうか?私も是非07年には確かめて見よう。花には余り観賞価値は無いように思える。


06・12・3
カレープランツにも、葉の長さなどで品種名が違うと言うNET情報があるので、再調査をしてみたいとはおもうが、
『園芸植物大事
典4』
にはNET検索によるところのカレープランツの学名のイタリクム[H. italicum (Roth) G. Don] の掲載はあるが、カレーの
香りについては出てこない。しかし、NET検索によるサイトの中に、イタリクムの亜種[Helichrysum italicum ssp. serotinum]と
して掲載され出典も明記されているサイトもある。その他のサイトでは出典が記載されていない。知りたいところではある。果たして
『花の詩ずかん』当サイトの学名が正しいか否か、ここでの学名は大事典の出典である。



*画像転載禁止*



カレープランツ=撮影07・5・24







(2段)小さな花も拡大して見ると可愛いものである。
全て舌状花。柱頭がくるりんと巻いている。

カレープランツ=撮影07・5・24

(3段)蕾の様子。総苞片は確かにヘリクリサムの様な膜質である。
カレープランツ=撮影07・5・24

(4段)葉の長さなど計測していないが、線状の葉を付けている。
表裏面共に綿毛に覆われている。主脈は凹んでいる。

カレープランツ=撮影07・5・24





(5段)03年8月26日撮影。植えたばかりの様子。草本と思い込んでいたが・・・。
常緑低木とは知らなかった。白色の綿毛に被われている。
葉を触ると触るとカレー粉の香りが辺りに漂う。手につくと暫く香る。

カレープランツ=03・8・26
種別(か)  科別(き) FLORA  HOME Last up date 06・12・3 広島県




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