シラフヒイラギ
モクセイ科 モクセイ属
 斑入りヒイラギ
学名 Osmanthus heterophyllus ‘Argenteomarginatus’

シラフヒイラギはヒイラギ[O. hetetophyllus (G.Don) P. S. Green 異名 O.ilicifolius (Hassk) hort. ex Carriere ]の園芸品種で、
葉縁が白いものをいうとある。詳細はヒイラギのサイトを参照。
その他の主な園芸品種には
●キフヒイラギ ‘Aureus’=葉に黄斑のあるもの。
●キッコウヒイラギ ‘Subangulatus’=葉は小型で葉縁は波状で円頭。
●プルプレウス ‘Purpureus’=若い葉は紫黒色、成葉は帯紫色。
●マルバヒイラギ ‘Rotundifolius’=矮性で葉は小型で円形。
●ミルティフォリウス ‘Myrtifolius’=全縁で葉先だけに棘がある。


NET検索によると、斑入りヒイラギとするサイトも沢山あった・・・。


出典・参考文献
●『園芸植物大事典 5』 小学館
●『山渓カラー名鑑 園芸植物 』 山と渓谷社




☆花の詩・メモ☆

福山市を一望する山頂の寺の裏庭。普段は全く無人の寺で、庭や境内には誰でも入れる。高さ50センチ程のシラフヒイラギが植え
てあった。緑と乳白色の斑はさわやかに見えるが、刺は針状に尖り何気に当たると可也痛い。葉の大きさは小ぶりで3〜4センチ程
度、全体に小さい葉に見えた。10月下旬であったが、残念ながら花は咲いていなかった。咲き終わった様子もなく、蕾も全くない。小
木で花をつけるには至っていないのかもしれない。柊は縁起木で、近所のお宅の庭に植えてあるのを見かける。それから半年後の3
月。カメラ行脚の途中で迷子になってしまった。田舎の小さな道を下ばかり向いて歩いていると、いつのまにか他所のお宅に付きあた
ってしまい、引き返さずそのまま抜け道はないものかとうろうろしていた際に、畑の一角に植えてあった。60〜70センチ程度のもので、
全体に葉色が冴えない色であったが、葉の大きさが3〜4センチで葉縁の刺が鋭かった。この時は、シラフヒイラギと言う品種名は知
らなかった。


*画像転載禁止*



シラフヒイラギ=撮影05・3・10
*画像から受ける印象は大きな木に見えるが高さは60〜70センチ程度のものだった*






(2段)葉は輪生状に対生しているようである。枝の色は白っぽい褐色。木に棘はない。
葉は小さい物も有るが3〜4センチ程度だろうか、葉縁に乳白色の斑がある。
葉縁の鋸歯は大きく、刺は硬く、先は尖り、指先に当たると針が刺さった様に痛い。
然も刺さった後に刺穴があくのには驚いた。これが厄介な事に結構いつまでも痛い!

シラフヒイラギ=撮影04・10・22
種名(し)  科名(も)  FLORA  HOME Last update 09・3・6 広島県



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