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シュンラン属=シンビジューム属。70種があり植生が多様である。着生、半着生、半地生、地生、腐生が有り種によって異なる。属名の シンビジューム(シンビディウム)はギリシャ語の kymbe=舟の意味と eidos=形の意味に由来し唇弁の形に因むそうだ。偽鱗茎は紡 錘形か卵形。その基部に根とよく発達した腋芽を出す。葉は約3年間生存し細長線形で革質、直立または弓状に曲がる。根は太く紐状 で一年以上生長を続ける。花序は偽鱗茎の基部にある腋芽から生じる。花は普通1花茎に5〜20花。萼片、側花弁は長楕円形でほぼ 同形同色で、側化弁がやや小さい傾向があるとある。唇弁は3裂片、2この側裂片は蕊柱に沿って略直立。中央裂片は下方に屈曲。唇 弁の中央には2本の隆起(キールという)線がある。種によって特徴のある斑紋や条線などにより、特徴ある模様になるとある。 園芸分類上では ●大型種=草丈が大、花序は斜出、湾曲。この種は今日の親種となっている。熱帯アジアモンスーン気候帯の高山に自生。 ●小型着生種=偽鱗茎は小さく殆ど見えない。花序は強く下垂。花は小さく多花性。交配育種はあまりない。 ●小型地生種=東洋ランと言われ、一般に腐葉土層に地生。偽鱗茎は小さく殆ど見えない。花序は直立状し苞は長い。日本に自生。 出典・参考文献 ●『園芸植物大事典 5』 小学館 ☆花の詩メモ☆ 03・3・1 画像≪1段≫の鉢は、2月の真冬でも玄関先に出しっぱなしにされていた。私は、このお宅の前を毎朝車で通るが、道端の玄関ドア前を 綺麗な色の大きな花が彩っていた。車を止めて撮影させて頂いた。色々な樹木や花が植えてある畑が横にあり、家人に許可を得て其方 の方も撮影させていただいた。シンビジュームの方は、数か月後には無残に枯れ果ててしまい、毎日通る度残念な気持ちだった。細めの 花弁で可愛いピンク色。毎日車の窓越しに眺めているだけであったが、気に入っていた。しかしシンビジュームは、流石にどれも豪華であ る。これらの画像のものはすべて別々の場所で撮影したものであるが、結構屋外で栽培されている。私自身は全く栽培しないので不思議 であったが、上記図鑑の栽培方法を見て納得である。品種名等は全く分からない。また、花色以外の観察は何もしていない。 |
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Last up date 06・2・21 | 広島県 |
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