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アブラナ属の植物は殆どが作物である。根、茎、葉、花、種子等を利用するために栽培されている[B. rapa]には、 ●アブラナ●カブ●白菜、また、鑑賞用に栽培される●ハナナ[var. amplexicaulisTanaka et Ono、 異名 B. campestris ssp. pekinensis (Lour.) Olsson、 B. pekinensis (Lour.) Rupr. ] は、別名ナノハナ、ナバナがあるとある。 アブラナ科の花は放射相称で総状花序をつけるものが多い。十字に並ぶ4個の花弁は皆同形である。雄蕊は6個、 その内長いものが4個と短いのが2個。この様な雄蕊群を4強雄蕊というそうである。 カブはアブラナ属の1種で葉や肥大した直根を野菜として利用する。春の七草のひとつでスズシロと呼ばれている。昔 から主食を補う作物として重要視されてきた。[Brassica rapa L.] はヨーロッパ原産の一年草または二年草で和名 はアブラナ[異名 B. campestris L.]であるが、変異性に富んでおり多くの栽培植物がある。それらの一つの系統にカブ があり、Rapifera group と呼ばれているそうである。 カブの根は扁球形〜長円錐形から大型のものもある。日本の栽培品種は、根が白色のものが多いが、紫紅色、紅色、 緑色、黄色の栽培品も多くある。根出葉は長さ30〜60センチ、長楕円形、倒卵形または披針形で鈍頭、全縁のもの から羽状深裂するものまである。栽培品種によって、葉が無毛のものから毛を密生するもの、葉が赤み帯びているも の等栽培品種もあるようだ。花茎の葉は無柄で茎を抱いている。花は総状花序につき、花期は4月で花は鮮黄色であ る。4強雄蕊の十字花である。果実は長角果で長さは6センチ、細長い嘴があり熟すと裂開する。種子は球形で平滑な 白色。紫紅色品種は暗褐色〜褐色の種子。紅色品種は橙褐色の種子だそうである。 ●近江カブ=青首で根は扁球形、尻部が凹む。肉質は緻密で漬物むき。 ●聖護院カブ=近江カブから出た栽培種、大型の栽培品種。根は球形、白色で巣入りが遅く、千枚漬けの材料にした。 とある。 その他栽培品については多数ある。 出典・参考文献 ●『園芸植物大事典 1 』 小学館 ☆花の詩メモ☆ カブは一年草または越年草らしい。ここに掲載したカブは東洋系の大カブ。花は白菜やキャベツなどと同じ黄色である。 ダイコン属の大根は白花から紫帯びた桃色まであり、ラデッシュは綺麗なピンク色である。コカブ等は西洋系で店頭に も良く並んでいる。お味噌汁に入れて頂く。カブは年末頃からスーパーの店頭に並んでいる。見つけると何時も2株買い 求めて、菊花カブにし三杯酢に漬け込む。漬物を全く食べない我が家では重宝する。カブは聖護院ダイコンとは、包丁 を入れた時の切り味が全く違う。滑らかな包丁のあたりである。口当たりも繊維が滑らかである。 学名や品種の情報はこの時点では図鑑を持ち合わせておいなかったので、NET情報に頼っている。それによると食用 とするカブには ●カブラ(オオカブ)[B. campestris ] ●カブ[B. campestris var. glabra ] ●カブ=ヨーロッパ系 [B. rapa var. rapa ] ●カブ=日本系 [B. rapa var. glabra ] 等に分かれて掲載が有る。カブとカブラが別品種になっているサイトや別名とするサイトもあるが。カブラが正式名とし、 カブは関東地方の呼び名とするサイトも有る。どれが正しいか今の時点で私には判らないが、『園芸植物大事典 1』 にはカブとしての学名掲載が無いが出典としている。ここに掲載しているカブは、コカブや中カブではなく10センチ程度 と大きいカブで東洋系の聖護院カブではと思う。只、このCampestris と rapa との違いがどうしても理解できない。 06・12・2 Google検索をすると、NET情報にカブについての詳細な解説をされたサイトがHITした。『相馬博士の作物百科』リンク フリーとの事なのでリンクさせて頂いた。それによると、コカブ、ショウゴインカブ、大カブなどの中でオオカブを指す様で あるが、一般には別名にカブラと称している様だ。残念ながら学名については触れられていない。しかし、カブにもコカ ブなどもありアカカブも有る。どれがどれなのか学名は益々判らなくなる私。 07・2・10 何とか頭の中が整理できてきた。まず学名であるが、東洋系=大カブ=[B. campestris var. glabra]西洋系=小 カブ=[B. rapa var. rapa ] ただし、[B. rapa ]として独立する説もあるとNET情報に掲載されている。 09・7・27 このサイトを修正するにあたり手持ちの図鑑『園芸植物大事典』の解説で、NET情報から得た件でなかなか解せない でいた学名のことが理解できた。当初の疑問点などはそのまま記載しておくことにした。 ここに掲載している画像の品種は、やはり『ショウゴインカブ [ B. rapa ‘Shougoin-Kabu’] 』とおもえる。 |
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![]() (2段)アブラナ科の花は放射相称で多くは総状花序。4個の花弁は皆同形で十字に並ぶ。 雄蕊は6個、内長いものが4個短いのが2個の典型で、この様な雄蕊群を4強雄蕊という。 花は鮮やかな黄色。花柱は太いものが1個。萼も4個。 ![]() (3段)13〜15センチ程のカブである。このままでは根っこの形が分からない・・・。 黄色の花が若し無かったら、葉の切れ込みの強い聖護院ダイコンとは見分けがつけられる。 ![]() (4段)同じ畑に抜いた株が放り投げてあった。私が抜いたわけではない・・・。(笑) 黄色の花も萎んでいたが、これでカブと確認できた。 ![]() (5段)上部の葉。鋸歯が少なく切れ込みが殆ど無いが歯牙が並んでいる。 毛は無いように思うが…確認していなかった。茎は太く70センチほどあった。 ![]() (6段)下部の茎葉などには切れ込みが見られるが 大根の葉とは異なる。大根の様な硬い毛は無い。 ![]() |
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種別(か) 科別(あ) FLORA HOME | Last up date 09・7・27 | 広島県 |
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