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シザンサス(スキザンツス)属は、チリ原産の一年草または二年草。茎は直立して分枝し腺質のものが多い。葉は互生し普通は羽状全裂、 裂片は鋭浅裂か歯状となる。花は頂生の集散花序か円錐花序。萼は筒状で上は5深裂。花冠下部は長い筒または短い筒。上部の裂片 は開出、2唇状で上下は更に3裂、完全雄蕊は2個。仮雄蕊は3個、そのうち1個は小さい。シザンツス属の和名はムレゴチョウ属。属名 はギリシャ語 schizo =裂けるの意味と anthos=花の意味に由来し、花冠の深く切れ込んでいる事に因むそうだ。 ●シザンサス・ピンナツス=チリ原産の一年草。全株透明の腺毛がある。葉は1〜2回羽状に裂け10〜20センチ。花冠は長い小花柄の ある集散花序。花冠の色は変化に富むとある。花筒は萼より短い。雄蕊は長く突出する。 ●シザンサス・ワイズトネンシス=1900年イギリスで作出された[S. pinnatus X S. retusus ‘ Grahamii’]の交雑種。矮性でよく分枝 する。鉢物にも適し園芸種も多く、多く栽培されているそうだ。 出典・参考文献 ●『園芸植物大事典 3』 小学館 ●『山渓カラー名鑑 園芸植物』 山と渓谷社 ☆花の詩 メモ☆ 上全体に腺毛があり、葉は細かく深裂し1〜2回羽状全裂している。草丈30〜50センチ程度だった。草丈はどれほどあったか全く記憶に ない。撮影して4〜5年たつと記憶が曖昧になってくる。上記図鑑ではスキザンツスとなっていたが、シザンサスとする方が一般的に普及し ているかなと思う。 |
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(2段)完全雄蕊は2個、大きな葯がついている。仮雄蕊は3個、そのうち1個は小さいとある。 画像からは仮雄蕊は2個しか確認できない。花柱は1個。 (3段)葉の様子。葉は互生し普通羽状全裂している。 裂片は鋭浅裂か歯状となるとある (4段)花冠上部の裂片は開出、2唇状で上下共に更に3裂し先は3浅裂している。 (5段)上中裂片の基部はお尻の様な形をしている。すでに葯は飛んでいる。 (6段)萼は筒状で上は5深裂。茎や葉にある先端が丸くなっている腺毛がよく見える。 (7段)赤、白、桃色などがあるようだ。
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Last up date 08・6・8 | 広島県 |
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