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コリウスは学名 Coleus blumei から改変され、旧属名はコリウス属。一般にはコリウスとして通っている。マレーシアなど熱帯アジアに 分布するといわれる宿根草で匍匐性、直立性で茎は四角形、葉は楕円形、心臓形、丸形など多数の変異がある。コリウスの花は淡い紫色、 完全雄蕊は4個。園芸品種は葉形、葉色、葉の大きさ、高生、矮生、株の広がりなど非常に変化が大きい。実生系、栄養系があり、周年さ し芽ができる。 コリウスの大部分は熱帯ジャワ原産の多年草。高さ50〜80センチ、栽培種は通常は春播きの一年生草本として扱うが、温室では多年草。 周年綺麗な葉をつける。種子稔生が極端に悪かったり、種子での固定が困難なものは挿し芽で増殖する栄養系品種があると。葉は対生、葉 縁は鈍鋸歯、葉面は波状か平滑。羽状に切れ込む キレハコリウス[var. salicifolius Hort.] などある。花は小さく、通常は青色か淡い青色 の穂状花序。萼は鐘形、花冠は2唇形、上唇は3〜4裂、下唇は雄蕊と雌蕊を包む様に膨らみがある。花筒部は湾曲、雄蕊は4個、花柱は 2裂する。果実は4分果。 コリウスの園芸的な分類は、●大葉系と●小葉系に分けられる。更に、細葉系、キク葉、フリンジ葉に細分され其々に、種子系と栄養増殖系 がある。小葉の品種で和名 コモンソウ [ C. pumilus Blanco ] 別名 ヒメコリウスがある。 出典・参考文献 ●『原色図譜 園芸植物』 浅山英一著 平凡社 ●『山渓カラー名鑑 園芸植物』 山と渓谷社 ●『山渓カラー名鑑 観葉植物』 山と渓谷社 ●『園芸植物大事典 2』 小学館 ☆花の詩・メモ☆ 06・4・27 ホームセンターや園芸店で販売されているポット苗に、栄養系と言うタグが目に入る。実生系は種を蒔いて育てるのだろうが、栄養系は何故 挿し芽で増やすかがやっと理解できたが、見分けはできない。コリウスが大好きと言う知人がいるが、同じコリウス好きの知人同士で、挿し芽 をする為に交換している。私に言わせると、どちらのお宅に伺っても、コリウスが同じものばかりで、『目新しさが無いのでつまらないわぁ』と勝 手なことを言っているが、その私は全く栽培はしない。(((笑))) それこそ福山に転勤して来たばかりの頃、コリウスを買い求めた事がある。後にも先にも私が買い求めたのはそれ一度限り、地味で目立た ない花をバンバンに咲かせて喜んでいた。今思うと馬鹿みたいだ!知人は株が痛むから花は直ぐに摘心して長持ちさせている。まぁ私の事 は昔々の事だけど。コリウスの栄養系、実生系の区別は、さっぱり判らないし見分けがつけられない。花も咲いているのを見る事はあるが、カ ラフルな葉から見ると目立たない。観賞価値は無いと思っていたが、濃いブルーはなかなか捨てた物でも無いなぁと、感じている昨今である。 画像にしてみると綺麗であると思うのだが。しかし、コリウスそのものは葉の色合いを愉しむもの。コリウスの中でも特に葉の小さい(と私は思 う)スインギング・リンダという品種もある。 |
*画像転載禁止*
*品種名は特定できない。
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Last up date 06・4・27 | 広島県 |
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