キバナスズシロ
アブラナ科 キバナスズシロ属
 別名 ロケットサラダ
 学名 Eruca sativa 
キバナスズシロは一年草。

ルケッタとかルッコラ或いは、ロケットサラダと言われている。野菜サラダなどに用い
るらしい。私は利用した事は無い。知人が栽培していたものを撮影させて貰った。

高さは70センチ程度。茎や葉表の主脈、葉裏の主脈には長い毛があり、茎や蕾、
花柄などは紅紫褐色帯びている。
3センチ前後の細い花弁を持った4弁花は、淡い黄色で紅紫褐色の脈がある。花
が咲き進むと、何の花か判らないほど大きく反り返る。


05・5・15
果実を見る機会が偶々あった。お隣さんが花壇に植えられていたらしく、04年に家
の前の荒地に抜いて捨てられていた。05年の4月には種から発芽して大きな株に
生長していた。
カメラ行脚の帰り道、空き地に寄ってみた。2センチ前後の果実が、これまた沢山出
来ていた。しかも面白い形である。鞘の先端に扁平な三角型で変わった嘴が付いて
いた。
この形が一体どの様な役割をするのだろう??一寸面白い。


*画像転載禁止*


キバナスズシロ=04・3・11





(2段)総状花序。花蔽の基部には苞などはないようだ。
花は3センチ前後で、
淡い黄色の細長い花弁には、紅紫褐色の脈がある。

キバナスズシロ=04・3・11

(3段)このようなものを撮影していたが・・???
07年には突き止めなければ・・・。
花序がまだ硬い蕾状態で固まっているにしては
この長い毛は何??

キバナスズシロ=04・3・11




(4段)2センチほどの果実
先端の三角形の扁平な物は
見る角度で違う形に見える。

キバナスズシロ=05・5・15

(5段)花柱だろう・・先端には柱頭が見える。
中を割ってみれば良かったと後悔している。

キバナスズシロ=05・5・15




(6段)葉は波状のものから羽状中裂している物まである。
キバナスズシロ=04・3・11

(7段)葉表。主脈に長い毛がある。
葉は羽状に中裂し、葉縁には歯牙があるのが分かる。

キバナスズシロ=04・3・11

(8段)葉裏の主脈上にも毛がある。
キバナスズシロ=04・3・11




(9段)随分大きな株に生長している。
キバナスズシロ=05・4・8
(き)  FLORA  HOME Last up date 07・8・20 04・5・11


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