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ウンリュウヤナギは小枝は細く、オリーブ色か淡い黄褐色で平滑であり無毛、くねくねと屈曲しているが枝垂れている ようには思えない。日本で普通見られるのは雄木だそうである。ウンリュウヤナギは、ペキンヤナギ=ネッカヤナギ [var. matsudana ] の栽培変種だそうである。枝は捩じれているのが特徴である。庭や公園に植栽されているそ うだが、稀に河川敷等に逸出しているそうであるが、植栽し他ものしか見たことは無い。 種の形容語の[Matsudana]は、松田定久の名に因むそうである。ウンリュウヤナギは中国原産で日本でよく栽培さ れているそうであるが、他で見たことは無い。幹は灰褐色をしており樹皮は割れるそうである。樹皮などの観察は全く していない。成葉は非常に細長く、先端は尖る総であるがこれまた全く観察していない。観察しなくても同定は容易い 事も確かではある。開花は4月上旬〜5月上旬。枝の皮を剥いで乾燥して着色、ドライフラワーに利用されるそうだ。 出典・参考文献 ●『日本の野生植物 木本T 裸子植物』 平凡社 ●『園芸植物大事典 5 』 小学館 ●『神奈川県植物誌 2001』 神奈川県立生命の星・地球博物館 ☆花の詩メモ☆ ウンリュウヤナギは枝がくねくねと捩れる。葉は線状披針形で大きく波打ち、葉縁には鋸歯が有り葉の裏面は白っぽい らしいが、枝に拘り過ぎて、葉の観察は全くしていないが大きく波打っていた印象が全くない・・・・・。葉だけ見たのでは、 私にはどのヤナギかおそらく解らないだろう。花序の軸には毛が密生しているそうだが、確認していない。花序には短い 柄があり全縁の下出葉がある。ヤナギには下出葉は付いているものが多いと思うが、どうなんだろう?花糸も有毛らし いが、腺体も含め確認していない。同定するのは、他のヤナギに比較して、花や葉を見なくても枝の捩れ方で容易いと 思う。枝が屈曲しない枝垂れヤナギ[S. babylonica ]の枝がくれくねと曲がっているといった感じである。花屋さんに行 くと、樹皮を剥いてあるくねくねした白い枝や銀色に着色してあるものを見かける。生け花等に利用される様である。 隣町の新興住宅街にある畑の端に植えてある。高さは5メートル程。ストレートパーマを連想する枝垂れヤナギとは違 い、パーマヘヤーを連想するが、ナヨナヨタイプといった感じである。4月中旬には、雄花が満開になっていた。 |
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(2段)幹も枝もクネクネと曲がっているが、葉がよじれていたかは確認していない。 (3段)上記画像とは別の木本であるが、 枝は曲がっているのがわかる。 (4段)雄花。小振りで雄蕊は2個、葯は黄色。苞も黄色ある。花軸、花糸は有毛らしいが 画像からは判り難い。花序には短い柄があり細毛が生えている。 (5段)蕾の雄花序。 |
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Last update 07・2・15 | 広島県 |
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