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ソヨゴは常緑小高木、または高木。雌雄異株。 本年枝の葉腋に花を付けるグループに属する。クロガネモチ、ナナミノキ等 は同じ仲間である。葉柄や果柄が紅紫帯びる点も良く似ている。 果柄の長い赤い果実の生った低木が、何時も行く山の尾根に生えている。 まだ、幹は直径3センチ程度、高さも1・7メートルほどのものだった。 その後どうにか果実を頼りに見分けが付く様になると、同じ山で結構目にす る。大木になった樹も2本見つけた。何れも赤い果実の生る雌株であった。 幹は直径20センチ程度、高さは7〜8メートルは有る。何れも赤い果実が生 っているのを見て判ったのだが。雄株は未だ見つけられないでいる・・・・。 あまりにも果柄が長いので、変わった樹木に見えた。10月の中旬の事だっ た。花を見てみたいと一年を気長に待つ事にした。 図鑑で調べてみると、ソヨゴと言う何か風情を感じる名前の樹木であった。 葉は艶の有る革質。葉は互生し葉柄も果柄も長い。葉縁には鋸歯は見られ なかったが、少し波打って居る様に見える。 |
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(2段左)雌花。長い柄の先に普通は1個の花をつける。 此花は白い花弁が5個有るが、普通4〜5個。退化した雌蘂がある。 (2段右)子房の上には柱頭が乗っているように見えるが、 花柱はほとんど無いそうである。萼片も普通は4〜5こ。 (3段)長い花柄には小さな苞葉が有る。 (4段)本年枝の葉腋に4センチ程度の花柄を出す。 既に花の時期は終わり、果実が見えている。 長い果柄には小さな苞葉がある。 葉縁が大きく波打っているのが判る。 (5段)若い果実。 この頃は未だ果柄も葉柄も紅紫帯びていない。 この画像での葉縁は波打って見えない・・・。 (6段)果実がすっかり赤くなった。 この頃になると、葉柄も果柄もすっかり紅紫帯びてくる。 (7段)本年度に展開した新葉。 互生する葉は卵状楕円形で葉縁はそれでも僅かに波打っている。 先端は急に細くなり尖っているようだ。葉の両面無毛である。 (8段)葉は生葉になると艶があり革質。 なぜか葉先を虫に喰われてしまっている・・・・。 撮影が下手・・・・。 |
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