サボテン・長盛丸
サボテン科 エキノプシス属
 
学名 Echinopsis multiplex (Pfeiff.) Zucc.

サボテン長盛丸の原産地はブラジル南部。エキノプシス属については≪サボテン・短毛丸≫に掲載している。

長盛丸は淡い黄緑色か淡い緑色らしい。球形〜短い円筒形で高さは30センチてい度になるそうである。単幹又は子吹きで
生長する。稜数は13〜15あり、棘座は白色でおおきいそうだ。刺座の縁の刺は5〜15個、普通は10個程で長さは2センチ
位、淡い黄色から淡い褐色をしている。中棘は2〜4個で長さは4センチと長め。漏斗型の長さは20〜25センチあり、花径は
12〜15センチの大輪とである。花色は淡い紅色で奇麗である。桃色の花は本属では珍しいそうである。芳香があるそうだが、
全く香りを感じたことが無い。
●黄斑入り品は地球宝。●帯化品を福俵という。


出典・参考文献
●『園芸植物大事典 2』小学館



☆花の詩メモ☆


03・6・11
よそのお宅のサボテンの花は、思うようにななかなか写せません・・・。此花が長盛丸か如何か持ち主さんもご存じない。同定
する事が出来ないでいた。生憎サボテン類の詳しい図鑑を持ち合わせていない・・・。綺麗な淡い花の大きさは、12〜13セン
チは有ろうかと思える大輪である。長く太い20センチ程のキセル状の先に咲いている。6月頃と10月頃の2回花が咲くらしい。

05・8・11
久々に通りかかった。時間は朝の5時。すでにしぼみ掛けているのには驚いた。以前撮影した画像に記録されている時間帯は
午後15時前後ごろにきれいに開いていた。



*画像転載禁止*



サボテン・長盛丸=04・7・4
*既にしぼみ掛けているのでちょっと残念*







(2段)短い円筒形で淡い緑色〜淡い黄緑色。
直径8センチ程度。高さは20センチほどの大きさになっていたが、
30センチ程度までしか大きくならないらしい。
短幹か子吹きをするそうだが、この個体には子吹きは見られなかった。

サボテン・長盛丸=05・8・18

(3段)棘座は白色で大きい。縁刺は5〜15個。普通10個らしい。
長さは2センチで淡黄〜淡褐色。中棘は2〜4個。長さは4センチあるらしい。

サボテン・長盛丸=05・8・18






(4段)花がしぼみ始めていて花弁が張りが無かった。花被片が外側に丸まり
始めている。外花被片は紅紫帯び内花被片は白色。沢山の花芽が見える。

サボテン・長盛丸=05・8・18

(5段)雄蕊は数え切れないほど多数ある。
雌蕊の先は12〜13個に裂けているように見える。

サボテン・長盛丸=04・7・4

(6段)長い花筒は15〜20センチ。
サボテン・長盛丸=04・7・4

(7段)長い毛におおわれた花芽。刺座の基部から出ている。
サボテン・長盛丸=04・8・18
種別(さ)  科別(さ)  FLORA  HOME Last up date 08・9・3 広島県








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