|
|||||||||||
|
|||||||||||
|
|||||||||||
シュルンベルゲラ属はハシラサボテン亜科。ブラジルに分布する着生サボテン。 茎はよく分枝し扁平な葉状で茎節は無い。葉 の縁は円鋸歯または鋸歯縁。花は左右相称または放射相称となる。茎節の端に1〜2花をつける。内側の花被は基部が合着 して筒状になっている。雄蕊は2群からなり、1群は花筒に合着し、2群は雌蕊の基部に筒状に合着する。果実は腋果。属名は 人名に因むそうである。 シャコバサボテンは樹の上や岩の上等に着生する。開花期は秋。茎節は4〜6センチ、幅は2〜3センチ。鋸歯縁で先端や両 側の突起は大きく鋭く尖る。花色は変異が多い。花糸は白色、雌蘂は赤紫。花被は著しく外側に反転している。本種の形態に 似ているものを総称して、シャコバサボテンというそうである。シャコバサボテンは、クリスマスカクタス(デンマークカクタスともい われ開花期は12〜1月))の片親である。同じくクリスマスカクタスの片親であるカニバサボテン[S. russelliana]には、鋭い鋸 歯縁がなく、開花期は1〜5月頃。 出典・参考図書 ●『園芸植物大事典 2 』 小学館 ☆花の詩 メモ☆ 当初はクリスマスカクタスは本種の別名と思い込んでいたので、区別する事など考えもしなかった。当然と言えば当然。葉の撮 影は全くしていない。見た目にはクリスマスカクタスと殆ど区別がつかない。区別点は開花期の違いの様である。白の花冠はク リスマスカクタスの‘スノー・フレーク’によく似ているが、撮影9月20日、町内の知人宅のガレージで咲いていたもの。開花期や 写り込む葉の様子からシャコバサボテンと同定した。知人もシャコバサボテンといっていた。 |
*画像転載禁止*
(2段)白色の雄蕊と紅紫色の雌蕊。全体にクリスマスカクタスとよく似ているが、 開花期は秋。9月20日の撮影。 多数ある雄蕊は2群からなっているそうで、蕊の基部で合 |
||
種別(し) 科別(さ) FLORA HOME | Last up dete 08・8・2 | 町内 |
Copyright (c) 2004-2008 hananouta All Rights Reserved