オオトキワツユクサ
ツユクサ科 ムラサキツユクサ属
オオムラサキツユクサ
学名 Tradescantia albiflora Kunth

トラデスカンティア属についての詳細はムラサキツユクサを参照。オオトキワツユクサは地を這い1メートルにもなる、節から発
根して幾らでも増える。先端の茎は30センチ程度立ち上がっている。葉は大型で長楕円形または披針形、葉先は鋭尖頭。葉
の長さは6〜10センチ前後もある。葉の両面ともに緑色。萼片の竜骨部分や花柄には長毛がある。花冠は白色で1・2〜1・5
内外、葉の大きさからするととても小さく地味である。葯隔は三角形状。果実は不稔。園芸品種に、葉脈に沿って白色の縦縞
がはいっているシラフツユクサがある。


出典・参考文献
●『園芸植物大事典 3 』 小学館



☆花の詩メモ☆

我が家にも植えているが、大型で常緑多年草である。不稔性で種子は出来ない。岡山の山野草を沢山植えておられるお宅か
らT本頂いてきた。凄くはびこるよと言われて頂いたのだが、今ではその勢いは止まらない。立性であればそれなりに良いの
だが、立ち上がるのは精々30センチ、茎の大部分は這い、途中の節からも発根してくる。はも大型である。鉢植えにすれば良
かったのだが、半分ほどは毎年抜き去る。しかし、なんのそのすぐに蔓延ってしまう。今ではドクダミと競って畳1畳分をこの2
者で占めているが、ドクダミほどは始末には困らない・・・・。ドクダミには本当に参っている!


*画像転載禁止*



●我が家の庭に植えているもの。

オオトキワツユクサ=撮影07・5・28





(2段)葉と全く変わらない苞葉の間に蕾が現れ出した。
若い蕾は、3稜があり三角形をしている。稜の上には長い毛がある。
オオトキワツユクサ=撮影07・5・18

(3段)花弁,萼片ともに3個。雄蕊は6個、雌蕊は1個。
雄蕊の花糸には毛が密生。
毛は数珠状に配列した1列の細胞からなっているとある。葯は三角状。

オオトキワツユクサ=07・5・28

(4段)蕾の様子。萼片は3稜有り、稜上、花柄には長い軟毛がある。
これは蕾であるが花後は不稔性のため、触ってみるとすかすかである。
オオトキワツユクサ=06・6・12




(5段)葉の基部は鞘状で毛がある。茎は無毛ではないようだ。
オオトキワツユクサ=07・5・28




●庭木の下草に植えてあった。この中から1本を頂いて我が家に植えた。
今では我が家では、ドクダミ、シラユキゲシ、オカトラノオと並んで繁殖力のすごさに閉口している。



オオトキワツユクサ=06・6・10

(6段)葉は長楕円形で大きい。大きいものは1枚の葉が10センチ前後ある。
オオトキワツユクサ=06・6・10

(7段)葉裏の様子。少し白っぽい緑色で、紫色など全く帯びない。
オオトキワツユクサ=06・6・10
種別(お)  科別(つ) FLORA  HOME Last up date 08・9・22 広島県



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