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ササゲ属についての詳細はササゲのサイトに掲載。 ジュウロクササゲは、ナガササゲの中で4品種群に分けられているその中の1品種。広義のナガササゲは未熟の 莢を野菜として利用する。茎は2〜4・5メートルになる蔓性。品種によって莢は30〜120センチになる。結莢(けっ きょう)後すぐ下垂する。種子は8〜13ミリ程の扁平な腎臓形で、種皮の色は赤か黒。ハタササゲ、ササゲ、ナガサ サゲの3変種中、ナガササゲのみ野菜として利用されている。ナガササゲは耐暑性に優れ、乾燥や過湿にも比較的 強い。低温には弱く霜に遭うと枯れる。日本では4つの品種群に分類されているそうだ。 ●十六ササゲ=莢は30〜40センチ。平莢、淡い緑色、種子は黒か赤。姫ササゲ、十八ササゲの栽培品種も含む。 ●三尺ササゲ=莢は60〜120センチ。平莢、淡い緑色、種子は赤か黒。ヒラギノササゲ、二十六ササゲも含む。 ●紫ササゲ=莢は40〜60センチ。丸莢、赤紫色帯びる。 ●南方系=莢は40〜60センチ。丸莢、濃い緑色〜淡い緑色、種子は幾分大きく、淡い赤色の地色に濃い赤の条 が入る。長江ササゲ、北京ササゲ、けごんの滝などを含む。 出典・参考図書 ●『園芸植物大事典 2 』 小学館 ●『原色園芸植物大図鑑』 北隆館 ☆花の詩 メモ☆ ごく最近まで、花の様子からササゲと思っていた。私の見たササゲの草丈は、50センチ程度で蔓性では無い。並ん で花が咲いていれば、違いが直ぐに判るのだろうが。こちらの花冠は大きい印象。ササゲの仲間、似ていても不思 議ではない。しかし、余りにも長く細い莢が、まるで茎の様に垂れているのを見ると一寸異様に見えた。この様な長 い莢を見たのはこの時が初めてだった。ナタマメの大きな莢を見た時も驚いたが、この長い莢も一寸驚いた。知人 が一握りほど呉れたことがある。サヤインゲンのようにして肉じゃがに入れて食べた。こんな風に長い豆をつけるキ ササゲという樹木もある。兎に角、この蔓性で一寸気品の有る花を咲かせるジュウロクササゲは、何と言っても長い 莢が特徴。夏の暑い盛りに咲く、涼しげな気品有る花が妙に気に入った。野菜の花は、結構綺麗な物が多い。 |
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(2段)中心の斑入りの模様が、微妙にササゲとは違う。 花がとても大きく感じた。2〜3センチあった記憶である。 黄色の一部が爪のように突出している。 (3段左)若い莢はすぐに下垂する、さやの先端に旗弁が残っている。 (3段右)収穫前の長い莢は30センチ程ある。茎のように見える。 (4段)葉の様子。3出複葉。 茎は蔓性で右高に巻いている。 |
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Last update 08・7・5 | 広島県 |
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