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ネメシア属の特徴は、ネメシア・カエルレアに記載。 ネメシア・ストルモサは、南アフリカ原産の非耐寒性の一年草。大正末期に渡来した。草丈は15〜16センチ(図鑑によっては20〜40センチ)。 多く分枝し枝端に多数の花を総状花序につける。葉はヘラ形か線形。花色は赤、白黄色、紫や複色のぼかしなど、花冠裂片に紫色の模様の あるもの、喉部に黄色に濃斑や微毛をがある。花筒基部は袋状に発達する。カキは3〜5月ごろ。やや自家不和合性で種子がすくないものが ある。果実はボート状の刮ハ。裂開すると、綿毛の袋に包まれた1・5ミリ程の細長い黒色の種子。 ●15〜20センチの矮生変種[var. compacta grandiflora hort. ]は鉢植えや花壇の縁取り用に。 ●中性大輪性変種[var. suttonii hort. ]草丈36〜40センチ。豊富な花色がある。緋色の‘ファイアー・キング’、青色の‘ブルー・ジェム’、 白色の ‘ホワイト・ジェム’、他に黄、鮮赤、洋紅色がある。 後者の系統を中心に幾つかの在来品種が交配されているそうである。大輪咲き系統(Large flowered strein)と呼ばれているそうだ。 出典・参考文献 ●『園芸植物大事典 3 』小学館 ●『原色園芸植物大図鑑』 北隆間 ☆花の詩メモ☆ 当サイトに掲載した品種は、中性大輪の変種である。宿根性のネメシアとは花の感じがずいぶんと異なる。知人宅に3種類の花が咲いていたが、 結構大輪である。花色でそれぞれ園芸名があるが葉や腺毛の様子、花筒基部の袋状のものは共通。種子の観察はしていない。 |
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(2段)特に黄色花の喉部(こうぶ)には先の円い腺毛がよく見える。 上唇は4裂、濃い紫色の斑紋がある。下唇は浅く2裂。雄蕊は4個。
(2段)萼は5裂。萼、花柄、茎には毛がある。各色共通。
(2段左)花を横向きに見たもの、花筒基部は袋状になっている。 (2段右)見ようによっては萼が花筒の中間にあるように見える。 萼片が平開している。 (3段)葉は対生。多く分枝し枝端に総状花序に花をつける。 |
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種別(ね) 科別(こ) FLORA HOME | Last update 09・1・10 | 広島県 |
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