ウスイロジンチョウゲ
ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属
 
学名 Daphne odora Thunb. ‘Rosea’

ジンチョウゲ属の詳細はジンチョウゲのサイトに掲載。ジンチョウゲ科は花に花弁がない。また、本科の果実は猛毒らしい。

ウスイロジンチョウゲは、ジンチョウゲの園芸品種の1品種。萼筒の外側は淡い紅色。その他の特徴はジンチョウゲに同じ。


出典・参考図書
●『園芸植物大事典 2 』 小学館
●『山渓ハンディ図鑑 4 樹に咲く花 離弁花2』 山と渓谷社




☆花の詩メモ☆


04・2・29
当初はシロバナジンチョウゲかな?とも思ったが、良く見るとジンチョウゲとも異なる萼筒の色が気になる。画像の萼筒の外
側の色がピンク色帯びている・・・若しかすると、この木本は、訊ね花掲示板で小耳にはさんだウスイロジンチョウゲという品
種かもしれない。葉や茎の様子は変化は無い。

06・4・4
NET上にも写真が全く無い。然し、萼筒の外側の色や花色が青白く見えるシロバナジンチョウゲとは、明らかに違うと思って
いる。同定も間違ってはいないと思えるが・・・・。なんとも歯切れが悪いので継続調査をしたいのは山々であるが、この木本
は、通りがかりに撮影したもので、流石に見知らぬお宅の庭にあるものの撮影や継続観察は難しい・・・・。



*画像転載禁止*



ウスイロジンチョウゲ=撮影 04・2・29






(2段)ジンチョウゲとの違いは花色だけでほかは変わらない。
花冠の内側はほとんど肉眼では白に見える。
萼筒の外側は紅色を帯びているのが解る。

ウスイロジンチョウゲ=撮影 04・2・29

(3段)花弁は持たない。花弁に見えるが萼。多肉質で花冠状で4裂している。
外側の2個の萼筒は隆起したしぼがあり、乳白色にほんのりと紅紫色帯びている。
雄蕊は8個見える。萼筒上部の内側につく。

ウスイロジンチョウゲ=撮影 04・2・29

(4段)薄緑色の総苞が開き開花し始めている。
ウスイロジンチョウゲ=撮影 04・2・29

(5段)外側の萼片は赤味が強い。
萼は肉厚で凸凹に隆起しているのがわかる。

ウスイロジンチョウゲ=撮影 04・2・29
種名(う) 科名(し) FLORA  HOME Last update 09・2・17 広島県



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