オクラ・ベニー
アオイ科 トロロアオイ属
 別名 赤オクラ
学名 Abelmoschus esculentus ‘Benny ’

オクラやトロロアオイ属についての詳細はオクラのサイトに掲載。学名の‘
Benny’NETを出典としている。


出典・参考図書
●『園芸植物大事典 1 』 小学館
●『山渓カラー名鑑 園芸植物』 山と渓谷社



☆花の詩 メモ☆

紅赤色の果実をつけるオクラである。本種を2〜3本栽培していた知人から食用のオクラで‘ベニー’という名前
だと聞いていたのに、赤い刮ハをつける オクラ・セキホウ 学名 A. esculentus cv. Sekihou が 
『山渓カ
ラー名鑑 園芸植物』
に切り花用に栽培されると掲載されていたにもかかわらず、安易に『オクラ・赤峰』として掲
載していた。オクラのサイトを仕上げるにあたり、
『園芸植物大事典 1 小学館』を調べている際に『赤峰』は赤
実オクラ、花オクラとも言われ生け花に用いられるとある。同じ赤実オクラであっても‘ベニー’は食用と聞いてい
た。
NETにもあるように、‘ベニー’は、熱を加える と緑色に変わってしまうそうだ。赤色を生かすには、生食用に
向いていると栽培している
知人は言っていた。若い果実は、鮮やかな紅赤色である。普通のオクラからみると草
丈は可也の高性種だった。茎の上の方に褪せた紅色の大きな果実が、収穫されないまま放置されていた。

‘赤峰’と‘ベニー’の草体の違いは不明である。


*画像転載禁止*



オクラ‘ベニー’=撮影03・9・28






(2段)見た目他のオクラとほとんど変わらないが、花弁基部の色はワインレッド。
オクラ‘ベニー’=撮影03・9・28

(3段)花弁裏側の脈は紅紫色。線形の小苞も萼もワインレッド色。
オクラ‘ベニー’=撮影03・9・28

(4段)太い花柄、苞、葉柄、茎などワインレッド色帯びて目立つ。
オクラ‘ベニー’=撮影03・9・28

(5段)線形の小苞(総苞)。早落性。
オクラ‘ベニー’=撮影03・9・28




(6段)葉は掌状形。葉脈は赤味帯びる。長い葉柄も紅赤色で目立つ。
右側の赤いものは刮ハ。綺麗な赤色であるが、熱を加えると緑色になるそうである。
残念ながら、葉や肝心の刮ハについて詳細な観察ができていない。

オクラ‘ベニー’=撮影03・9・28
種別(お)  科別(あ) FLORA  HOME Last update 09・4・4 広島県



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