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キンモクセイは常緑小高木。 『日本の樹木 山渓』によると、ギンモクセイの変種で日本には雄株しか無いそうで ある。 花はオレンジ色の4〜5ミリ程度。花柄は1センチ程度あり、枝に束生する。花冠 は 4深裂し、2個の雄蘂と不完全な雌蘂がある。香りは可也キツイが良い香りである。 葉は広披針形〜長楕円形で革質。葉身は10センチ以上あるものもある。基部は楔 形で先端は尖る。葉縁は全縁か鋸歯があっても先端辺りに僅かに有る程度らしい。 葉についてはシロモクセイと良く似ており、区別が出来ない・・・・。 当初はシロモクセイをギンモクセイとしていた。ギンモクセイを未だ見ていない事にな ってしまった。 06・12・8 我が家には香りのする樹木は植えていないが、北隣のお宅では我が家のちょうど玄 関方面に、4メートル程のキンモクセイが植えてある。 植えて既に35年以上が経過したそうである。我が家は北隣より1・7メートル程高くな っており、そのキンモクセイがいい塩梅の高さである。毎年良い香りを玄関先に漂わせ て呉れている。 シロモクセイ学名O. fragrans f. leucanthus はキンモクセイの品種で白い花を咲 かせ、淡いクリーム色のウスギモクセイとは異なる品種があるらしいが、全く知らなか った。キンモクセイの白花品らしい。 07・4・20 我が家で利用している直ぐ傍の駐車場周囲を、キンモクセイの垣根がしてある。葉が 展開し始めて、赤味帯びた新緑に覆われている。 葉と冬芽の観察をしてみた。生葉は硬く平らにするのは難儀だが、若葉は柔らかく観 察しやすい。大きさも10センチ前後に成長している。 |
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(2段)5〜6ミリの花は橙色で可也強い芳香がある。 2個の雄蘂と不完全な雌蘂がある。 花冠 は4深裂。 (3段)アカミを帯びない花柄は1センチ前後。
(1段)新枝が展開し、新葉の腋全てに葉芽がある。 新枝は赤褐色で皮目が目立つ。
(1段)画像からは葉縁は全縁に見えるが 中には先端近くに小さな鋸歯のあるものもある。 葉は革質で平らに伸ばしての観察は難しい・・・・。 (2段)葉の展開が始まって、この画像の葉は既に8センチ程度の大きさ。 この葉は先端部分に1〜2個小さな鋸歯が見える。 (3段)画像の葉縁には著しく目立つ鋸歯が有る。 花でも咲いていなければ迷うところであるが偶に見つかる程度で 殆どは全縁か、僅かに先端に鋸歯がある程度。 (4段)葉裏。脈は裏に突出している。全て無毛。 (5段)生葉でも若葉でも、葉縁は葉裏に僅かに巻いているものが多い。
(1段)展開した葉腋に、有る冬芽の様子。 どちらも赤味帯びた新枝には白い皮目が有李、全体に無毛。 (2段)葉表。全く変わったところは見られない。 (3段)葉裏。脈はどちらも裏面に突出している。 |
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(き) FLORA HOME | Last up date 07・4・21 | 07・4・20 |
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