ヒペリカム・カリキナム
オトギリソウ科 オトギリソウ属
 
学名 Hypericum calycinum 
ヒペリカム・カリキナムは常緑低木。ブルガリアやトルコなどに分布してい
るそうである。

農家の畑の一角に植えてあった。葉だけではヒペリカム・ヒドコートとの区
別は判り難い。
しかし、蕾が出来ていれば区別し易い。蕾は大きく花は1茎1花のようで
ある。花が咲けば誰でも簡単に見分けられる。花径は7センチ前後と大き
く、花弁と花弁の隙間が多く花弁が細めである。

しかし、雄蘂の豪華さには見惚れる。ビヨウヤナギも雄蘂は長いが、量の
多さは比にならない。石川五右衛門のあのちょんまげみたいである。
一度試にと思い、座り込んで枯れた蘂を数えて見た事がある。5束ある内
の一束だけで100本近くあった。蘂の長さは花弁より少し短い程度である。
基部が束になっている雄蘂は、花弁と繋がったまま落ちる様である。

茎や葉など無毛である。葉はどちらかと言えば茎に並んでいるように見え
るが、花の付かない茎の葉などは、十字対生になっている部分もある。


*画像転載禁止*


ヒペリカム・カリキナム=04・6・13





(2段)長い蘂の量は3百本近くある。
花弁より少し短い程度。
花弁は細めで花弁同士の隙間が広い。

ヒペリカム・カリキナム=06・6・3

(3段左)もう直ぐ開花する蕾は大きく2センチ程もある。
(3段右)花柱は基部より離生している様子が良く判る。
又、萼が深裂している様子も判る。

ヒペリカム・カリキナム=04・6・10ヒペリカム・カリキナム=04・6・18

(4段)散りいく花弁の基部に100本近い雄蘂の基部は合着しており
束になったまま花弁と一緒に落下する。

ヒペリカム・カリキナム=04・6・18




(5段)余り高さは無く50センチ程度。
葉は軸にやや並んだように付いている。
1茎1花の様子も良く判る。

ヒペリカム・カリキナム=04・6・13

(6段)4月下旬の葉の様子。未だ蕾は確認できない。
新枝の葉は、十字対生になっているのも判る。

ヒペリカム・カリキナム=05・4・24
(ひ)  FLORA  HOME Last up date 06・12・9 06・6・3


Copyright (c) 2004-2006 hananouta All Rights Reserved