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ジャガイモは、地下の塊根を食用にする。ジャガイモは別名ジャガタライモとか馬鈴薯など。地下の芋を収穫するために栽培される多年草。 地上の茎や葉は秋には枯れるが、地下部は越冬し春に萌牙する。栽培品は、種により春と秋に収穫するものがある。図鑑に次の様な事が 記載されている。『主茎は14〜16植物単位(私には一寸意味がわからない・・・。)からなり茎頂は花序となって終わる』とある。また1節下 の腋芽からまた仮軸分枝して伸長するとあるが目で観察すれば言葉にするより解りやすい・・・・かな。茎には節間に髄腔(ずいこう)のへこ みや茎には翼があり支えるとある。葉ははじめ単葉か不完全複葉で、5〜6節上になると栽培品種固有の羽状複葉となるそうだ。花は両性 で複集散花序につく。花色は私見ではあるが、他のジャガイモの花に比較して紫斑であまりきれいな色では無い。花冠は5裂で裂片は開出 する。雄蕊は5個、葯は2室で花柱を囲むように立った状態で集まってる。雌蕊は1個、子房は2室、果実は液果らしいがメークインの果実 は見たことが無い。種子は扁平らしいが、当然ながら果実も見たことは無いので種子も全く見たことは無い。開花は早朝らしい。塊根は分 枝に相当する匍匐枝の先が肥大したものだそうだが、此の事も驚きである、根っことばかり思っていた。匍匐枝の着生側を芋の基部、その 反対側を頂部というそうである。 出典・参考図書 ● 『園芸植物大事典 2 』 小学館 ☆花の詩 メモ☆ 私は一度白い花を咲かせる品種に、トマトのような果実が生っているのを見たことがあるが、ネット情報ではメークインや男爵は果実はでき ないとされている。イモにある凹んだ部分は葉腋にあたりるらしく、これは開度5分の2で螺旋状に配列しているというから再度驚きである。 いつも皮剥き器で何気に皮を剥いていたが、此処にも法則があるとは本当に、本当に驚きである。私はジャガイモを栽培する事もした事も ないが、ダンシャクイモ、農林一号、アンデス・アカ、メークイーン等をこの辺りではあちこちの畑で栽培されている。これらの花色は異なり、 大凡品種がわかる。メークインはダンシャクイモと比べ煮崩れし難いので、おでんや肉じゃがには欠かせない気がする。新じゃがの肉じゃが は特別美味しい!! |
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(2段)花冠は5裂とあるが、この品種はほとんど6裂しているように見受けられる 色は濃い目の青紫。他の品種よりかなり濃い。 雄蕊は5個。黄色の葯は2室、10個付いているように見える。 雌蕊は1個で子房は2室。緑色の部分が柱頭。 (3段)蕾。花冠の背面、萼、柄は他品種より紫褐色帯、毛も多く感じた。 線形の萼裂片は6〜7裂している (4段)背面から見た様子。茎など上向きの毛が目立つ。 (5段)葉はどの品種も良く似ており区別がつかない・・・・・。 下部では不完全複葉だが上部に行くと羽状複葉。 |
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種別(し) 科別(な) FLORA HOME | Last up date 08・8・15 | 広島県 |
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