シロバナハナタデ
タデ科 イヌタデ属
  
学名 Persicaria yokusaiana (Makino) Nakai f. albifrora (Iwata) H. Hara

シロバナハナタデはハナタデの白花品。詳細はハナタデのサイト参照。イヌタデ属はについてはイヌタデのサイトに
掲載。


出典・参考図書
●『日本の野生植物 草本U 離弁花 』 平凡社
●『神奈川県植物誌 2001』 神奈川県立生命の星・地球博物館




☆花の詩メモ☆


山際の日陰の場所で見つけた。シロバナイヌタデにも良く似ており、私は長い間見分けがつかず混同していた。花
序は長めで花は粗めに付いており、花同士の隙間が多くある。托葉鞘はよく似ており、見分けが付け難い。先端に
は、筒部と略同寸の長い剛毛が有る。
葉先は急に細くなり尾状に尖るが、どちらとも言い難いものがある。葉の中
央には黒い斑紋が有る。この黒い斑紋が手がかりの様に思える。葉表全体に短毛がある点も同定のポイントであ
る。花色以外はハナタデに同じである。





*画像転載禁止*



≪其の1≫ 殆ど陽の当たらない山道の際に生えていた。

 03・9・7初めてみたが、最近までシロバナイヌタデと混同していたが葉全体の毛から同定した。
      


シロバナイヌタデ=03・9・7

(2段)画像からは中央の大きな葉は披針形に見えるが、
横が少し裏面に巻いている。葉表全体に短毛がある。

シロバナイヌタデ=03・9・7



≪其の2≫ 民家に近い山間の縁に生えていた。

      (其の1)同様にシロバナイヌタデと混同していた。晴れて07・3・18
      シロバナハナタデと同定できた。


シロバナハナタデ=03・9・21





(2段)普通花被片は5裂。花柱は3裂。雄蘂は7個らしい。
花序はシロバナイヌタデから見ると隙間が有る。

シロバナハナタデ=03・9・21

(3段)花序はシロバナイヌタデから見ると長い。
シロバナハナタデ=03・9・21

(4段)托葉鞘はシロバナイヌタデと見分けが付かない・・・・。
筒部と略同寸の長い剛毛がある。

シロバナハナタデ=03・9・21

(5段)葉は互生している。
卵形〜長卵形で中央に黒い斑紋が出る。
この固体は葉先が急に細く見えず、斑紋があるとはいえ迷った。

シロバナハナタデ=03・9・21
種別(し)  科別(た) FLORA  HOME Last up date 07・3・18 広島県



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